2026/01/30 17:00
あわわ編集部
徳島の空き家を活用しよう! 民泊スタートアップセミナーレポート
徳島で民泊を始めたい人に向けたセミナーのレポート報告です
全国でも空き家率が高い徳島県にとって、空き家の利活用は今すぐ取り組まなければならない課題です。そんな中、「とくしま回帰」住宅対策総合支援センターが空き家の課題解決として、空き家の民泊活用のセミナーを開催。「徳島で民泊を始めてみたい!」と思っている人に向けた民泊スタートアップとして、2025年11月8日(土)・9日(日)の2日間で徳島県内の3会場で実施しました。各会場とも募集まもなく定員オーバーというニーズの高まりを実感しながら、今回は、美波町「美波マリンラボ」で開催されたセミナーをレポートします(*3会場とも内容は同じでした)。
地域活性化への挑戦
空き家利活用!
民泊スタートアップセミナー
概要
【開催日&会場】
①2025年11月8日(土)13:00~/美波町会場(美波マリンラボ)
②2025年11月9日(日)9:30~/徳島市会場(ココアッタ)
③2025年11月9日(日)14:30~/脇町会場(ミライズ・活動のハコ)
【内容(*3会場とも同じ内容)】
①空き家を活用したAirbnb式まちづくり(20分)
[講師]Airbnb Japan株式会社 谷口紀泰
②成功する民泊経営戦略(30分)
[講師]simasima森夫妻
③民泊の法規制及び補助金(15分)
[講師]徳島県行政書士会 真田元
[講師]徳島県観光スポーツ文化部観光誘客課受入環境担当 係長 森吉智也
④ワークショップ(60分)
[テーマ]徳島の未来に向け実現したいこと
空き家を活用したAirbnb式まちづくり
民泊を始めるにあたり重要なパートである「集客」は、宿泊予約サイトなどのプラットフォームに任せるのがベストチョイス。今回は、2025年8月に徳島県と連携協定を結ぶこととなった世界最大級の宿泊予約プラットフォーム「Airbnb Japan」の谷口さんを講師に迎え、Airbnbの特徴をはじめ、Airbnbが携わった長野県の成功事例を発表してくれました。
詳細は、YouTubeにアップしている動画(0:00:30~0:20:00)を視聴ください。
成功する民泊経営戦略
「集客」は重要なパートですが、そもそも「民泊運営」がしっかりしないと「集客」は伸び悩むことになります。そこで、「成功する民泊経営戦略」と題して、Airbnbのスーパーホストのsimasima森亮介・理恵夫妻に成功の秘訣を伝授してもらいました。自社申請で11件、代行申請で32件のトータル43件の民泊運営をしている森夫妻ですが、香川在住にもかかわらず、徳島・岡山・山梨とエリアも広がっている民泊運営の成功者。
パワポ資料のタイトルは、「地方で誰でもできる民泊経営」。参加された方はほぼ全員、「自分でもできるかも」と思ったに違いありません。それほど説得力がありました。徳島はまだまだ伸びしろがあり、今から始めても遅くはないことがわかるデータの紹介を始め、インバウンドを増やそうとしている国の政策に乗っからない手はないことや自分の運営している物件の収益(初期費用・稼働率・年間売上・粗利率など)についても赤裸々に教えてくれました。
最後の資料にあった「民泊事業超楽しいです。5方よし」の通り、二人のお話は超ポジティブで幸せオーラが会場を包みこんでいました。あ、ちなみに5方は「自分」「お客さん(代行依頼主)」「協力業者」「ゲスト」「地域・日本」。
詳細は、YouTubeにアップしている動画(0:20:02~0:43:40)を視聴ください。
民泊の法規制及び補助金
「民泊運営」の成功事例のノウハウをゲットし、Airbnbに登録すれば「集客」も大丈夫・・・。でも、その前に開業するには保健所や消防署などへの事務手続きが必要です。そこで、徳島県行政書士会の真田元さんに民泊を始めるための法規制を教えてもらいました。民泊といっても、タイプが複数あります。「旅館業法」「特区民泊」「住宅宿泊事業法」の3つで、もっとも簡単に始められるのが「住宅宿泊事業法」、いわゆる民泊新法と呼ばれるタイプのものです。簡単な手続きなため、営業日数が年間180日以内などのルールがあります。1年間365日営業して稼ぎたいとか、家主不在型で自分の管理で宿泊させたいなど本格的に運営したい場合は「旅館業法」に分類される「簡易宿所営業」を選ぶケースもあります。どんな民泊施設で開業するかをイメージして、自分にあったタイプで登録しましょう。
また、民泊を始めたり、空き家の利活用の際に利用できる各種補助金などについて徳島県の観光スポーツ文化部観光誘客課森吉係長から説明がありました。理想の民泊施設を叶えるためにも該当する補助金は賢く利用しましょう。
詳細は、YouTubeにアップしている動画(0:43:42~1:04:55)を視聴ください。
グループワーク/テーマは「徳島の未来に向け実現したいこと」
このセミナーにとってある意味、実は一番本質かもしれません。それは、「地域」だと思います。民泊を成功するためには、地域に根ざした運営を目指すのがセオリー。このグループワークでは、Airbnb Japan株式会社の谷口さんがファシリテーター(進行役)を務め、ここ徳島で民泊をスタートさせるために、徳島の課題や可能性を探るべくグループディスカッションしました。具体的な流れは次の通り。
①徳島の魅力を書き出しましょう。
②徳島の課題を書き出しましょう。
各グループに用意された模造紙にはたくさんの付箋紙が貼られ、魅力と課題が可視化されていきました。続いて、より具体的な議論になるように、「徳島がより魅力的なまちになるために、どんなことができるでしょうか?」のお題に対して、「民間でできそうな事」と「行政にお願いしたい事」をブレストしました。制限時間ギリギリまで使って、議論を深め、最後は、グループごとに発表しました。
参加者のみなさんは、これから民泊運営をスタートさせる際にこのグループワークでの気付きがきっと役に立つでしょう。
ダイジェストの模様は、YouTubeにアップしている動画(1:04:57~1:08:40)を視聴ください。
民泊スタートアップセミナーの動画(全編版)を視聴する
まとめ
セミナーのレポート、いかがだったでしょうか?徳島で民泊を始めることは、今からでもまだまだ遅くはないということが伝わったかと思います。講師の森夫妻は、「民泊運営は、誰でもできます。後はやる勇気だけ」と言ってました。参加者のほとんどが、「民泊に興味がある、物件も所有しているので、きっかけがあれば始めたい」方ばかりで、このセミナー受講で始めたい度が倍増したはずです。徳島らしい民泊施設が徐々に増えていってもらえたらと思います。その1軒1軒の積み重ねが地域活性化にもつながるはずです。
ここまで読んでもらえたアナタも、その資格は十分にありますので、後は「勇気」だけ。思い立ったが吉日。物件探しから始めてみましょう。
なお。
登壇者のsimasima森亮介・理恵夫妻に最後にインタビューをお願いしました。
詳細は、YouTubeにアップしている動画(1:08:41~1:16:28)を視聴ください。
自分にあった民泊の始め方。とくしま民泊STYLE~それぞれのストーリー~
「とくしま民泊STYLE~それぞれのストーリー~」の記事はこちらをクリック
「とくしま回帰」住宅対策総合支援センター
- 住所/ 徳島市川内町平石住吉 209-5(徳島健康科学総合センター3階 徳島県住宅供給公社内)
- 電話/088-666-3124
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