2022/07/21 17:23
しょうすけ
【街ネタ/らーめん 宮川内れんげ(阿波市土成町)】繊細でありながら、素材の旨みがスープとともに口の中に広がっていく珠玉の1杯。醤油系か、味噌か? どっちを食べるか迷うこと然り
ラーメンが好きで数多くのお店を食べ歩いた女性オーナーと女性店長が「土成町でもおいしいラーメンを提供したい」と独学で試作を繰り返して、唯一無二の醤油ベースのラーメンとみそラーメンを生み出した。
▲[肉ラーメン](780円)。マイルドながら醤油の香りが立つスープが美味。スープの熱で脂がいい感じになる豚バラスライスも◎。
▲[肉みそラーメン](850円)。味噌の風味とコクがふわ~っと口の中に広がっていく。後味のキレもベスト。
雑味のないスープを生み出すために素材である金時豚の豚骨、鶏ガラ、野菜をそれぞれに炊いて作ったスープをあわせて、一晩寝かしてから使用する。醤油カエシに使用する醤油は香りの高いタイプ、味噌はさまざまなタイプの味噌を試して最も適した無添加の味噌に出会うまで半年かかったとか。「いろんな調味料を加えて最低2週間熟成させることで、コクはあるけど後味すっきりに感じられるような味噌に仕上げてあります」とオーナー。トッピングの肉もラーメンは金時豚のバラ肉スライス、みそラーメンは食べごたえを感じられるようモモ肉とスープとの相性も考えて使い分ける。まさにオーナーや店長のこだわりが凝縮されたと言っても過言ではないラーメンなのだ。
その味わいは、マイルドかつ繊細なスープでありながら醤油の旨みや味噌のコクが食べ進めるとジュワーと広がっていく感じ。使っている素材の良さが素人でもわかるおいしさだ。絡みの良いストレート麺の太さも良い。どちらも甲乙つけがたい完成度なので、2種類食べ比べてご自身で醤油系か味噌か判断してみて! みそラーメンのみのトッピングで、ラー油やゴマ油などを使った自家製辛味調味料[ネギ辛トッピング](100円)が用意されている。オーダー時にお願いすれば別添での提供も可能なので、味変を楽しむのもアリ!
▲入ってすぐにある券売機でオーダーを。100円プラスで肉が倍なのでかなりお得。
▲スタッフはすべて女性。細やかなサービスと清潔感のある店内は女性ならでは。
らーめん 宮川内れんげ
- 住所/徳島県 阿波市土成町 宮川内前原48-1
- 電話/090-1090-0141
- 営業時間/ 11:00~14:00(土・日曜は~14:30)
備考/※スープが売切れ次第終了
- 定休日/火
- 駐車場/20台