2022/06/29 17:42
しょうすけ
【街ネタ/四季芳る 美郷の湯(吉野川市美郷)】2年ぶりに営業再開! 弱酸性の湯は幼児も入浴OK。お肌もツルツルに!!
2020年から休業している吉野川市の『美郷の湯』が、2年ぶりに営業を再開! 6月10日(金)に宿泊も可能となり、グランドオープンを迎えた。憩いの場として吉野川市民はもちろん、美郷地区の人たちからも愛されていた施設だけに、このニュースに喜びの声が寄せられているそうだ。
▲すこし茶色に見えるのは鉱物の成分がお湯に混ざっているため。弱酸性は徳島では珍しい。
営業を再開させたのは海陽町で野菜卸業を営む乃一さん。梅の産地である美郷に仕入れで訪れた際に入浴した経験もあり、休業後も地域の人から「誰か再開してくれんかな~」という声を多数聞き、決意したのだとか。東山鉱山跡地の湧水を引き込んだ自慢の湯は、弱酸性でお肌がスベスベになると言われている。「弱酸性の湯は乳幼児でも入浴OKで、2つある浴槽は40℃~42℃の高め、37℃~38℃のぬるめに設定してありますから親子連れでも安心して入浴できますよ」と乃一さん。日帰り入浴料は大人(中学生以上)550円、小学生以下300円。併設の『森の小さな食堂スピカ』(11:00~14:00ラストオーダー、17:00~20:00・19:30ラストオーダー)では、旬の魚を使ったおすすめ定食、天ぷら、刺身、しらす丼、海鮮丼など和食メインのメニューを提供。また屋外BBQ・ビアガーデンが9月25日(日)まで実施されるほか、7月からは14:00~16:00にティータイム営業も予定されている。
▲[おすすめ定食]は季節の魚を使ったメニュー。うどんや〆鯖寿司などの単品メニューもあり。
▲窓のすぐ外は木々が立ち並ぶ美郷の雑木林。とにかく野鳥の鳴き声がすぐ近くに聞こえる。
客室はツインベット3部屋、4~5名和室が2部屋の計5部屋。平日1名素泊まり6,000円~、2食付き1万1000円~(土曜・祝前日は1,000円増し、お盆・年末年始・三連休以上は小人1,500円・大人3,000円増し)。美郷地区の豊かな自然に囲まれた環境は、毎朝野鳥のさえずりが目覚ましがわりになるぐらい。「吉野川市と海陽町って、国道193号線で約100kmなんですよ。車ではなかなか険しい道ですが、人気のロードバイクならそうでもない。山から海へと続く道を使ったサイクリングコースの山の駅的な存在に『美郷の湯』がなればありがたい。いつかは吉野川市から海陽町を走るロードバイクレースも開催してみたいですね。」と乃一さんは壮大なプランを話してくれた。
四季芳る 美郷の湯
- 住所/徳島県 吉野川市 美郷奥丸75-1
- 電話/0883-30-3836
- 営業時間/10:00~21:00(20:30入浴受付)
- 定休日/水 その他休業日/祝日の場合は営業、臨時休業あり
- 駐車場/30台