2022/08/08 15:09
しょうすけ
【街ネタ/はせ動物病院(板野郡北島町)】エキゾチックアニマルの飼育には、些細な変化にも気をつけてあげよう!
昨今のペットブームで飼育数が増えているのが、ウサギ、フェレット、モモンガ、インコなどの鳥類やトカゲなどの爬虫類といったエキゾチックアニマルと呼ばれる動物たち。まだまだ日本での飼育や繁殖の歴史も浅いのも特徴だ。そんなエキゾチックアニマルを飼育する際の注意点を『はせ動物病院』の青木先生に詳しく聞いてきた。
まだまだ生態がわかっていない動物も多い!
「本来の生息地との環境の違い、飼育されるようになったのも最近で症例の数が少ないため、確立した治療方法がない動物も多いのがエキゾチックアニマルなんです。そのためちょっとした変化に飼い主さんが気づいてあげることが重要になってきます」と青木先生。
ウサギの場合、ちょっとした飼育環境の変化をストレスに感じて食欲不振に陥ることもあるそう。電気工事の業者さんが自宅で作業した後で食欲不振になってしまった例もあったとか。いつもより食べるペレットの量が少ない、便の量などにも注意してあげよう。
インコなど鳥類のメスは、発情期を迎えると飼い主さんや身近にあるオモチャでも反応して無精卵を産卵してしまうことがあるとか。度重なる産卵は体力も使ってしまうのでどうしても短命になることも。ツガイで飼育していないのに産卵してしまうようなことがあれば、動物病院に相談して発情する対象を見つけることが大事とか。
まだまだ謎の多いエキゾチックアニマルについて青木先生は「犬や猫と違って何が原因で起こっている症状なのかを探るのも難しのがエキゾチックアニマルなんです。いつもと違った行動や変化に気づいたら、エキゾチックアニマルを扱ってくれる動物病院に問診や相談を早めにしてもらうのが得策です」と話してくれた。
はせ動物病院
- 住所/ 板野郡北島町鯛浜大西 100-3
- 電話/088-697-2890
- 営業時間/9:00~12:30、16:00~19:30※最終受付30分前
- 定休日/木、日、祝日
- 駐車場/13台