2026/07/16 16:00
ごっち
《喫茶なるん》夫婦の想いが紡ぐ喫茶店。香ばしい湯気の向こうの心地よい空間
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【読了3分】
あわわのWEB編集部のごっちです。
朝のぜいたくは、豆から淹れたホットコーヒー。
お湯を注いだ瞬間の香ばしい湯気と深い香りに癒やされ、一口すすればしっかりとした苦みがやる気を与えてくれる。
インスタントも手軽でいいけど、やっぱり手間をかけたこだわりの一杯を味わうと、その魅力は無限な気がする。同じ生豆であっても、焙煎方法や挽き方、淹れ方ひとつで驚くほど表情を変えるコーヒー。
そんな奥深い世界に魅了された夫婦が、お互いを思いやりながらオープンさせた温かい喫茶店をご紹介。
夫婦二人の夢だった店は、心に余白をくれる特別な場所。
キッサ ナルン/2026年4月オープン/徳島市富田橋
▲奥さんが焙煎した豆を使い丁寧に入れたコーヒーは、苦みの中にやさしさが広がる。
富田橋の線路を越えた先にできた『喫茶なるん』。店内には静かにジャズが流れ、カウンターに立つマスターがコーヒーを淹れてくれる"ザ・喫茶店"。今年の4月にオープンしたとは思えない落ち着いた空間は心地がよく、一度腰を掛けるといつまでも浸っていたくなる時間が流れる。
若いころ「いつか喫茶店を」と夢見ていた店主とその隣で各地の名店を一緒に巡っていた奥さん。店主は生計のために別の仕事へ就いたものの、奥さんは彼の夢をそっと汲み取り独学で焙煎技術を磨いていた。「昔ふたりで巡ったのが自家焙煎のお店ばかりで、夫の目指す場所だと思って」と微笑みながら、ネット販売で実績を積み上げてきたことも語ってくれた。
そして今、店主の仕事も軌道に乗り「喫茶店との両立ができる」と満を持して念願のお店をオープンさせた。
店主のこだわりも並々ならぬものがある。コーヒーに合う[手作りケーキ](350円)やランチタイム限定の[カレー](850円)は、自身が納得するまで試行錯誤を重ねて完成させた逸品だ。
一杯のコーヒーとひと皿の料理。その背景には、夫婦が二人三脚で歩んできた、妥協のない豊かな時間が流れている。
▲[ソフトブレンド](500円)。明るい香りとやさしい苦みは、まず飲みたい一杯。
《喫茶なるん》のココスゴ!
●珍しい東ティモール産の生豆を扱っている。土壌汚染されていない土地で収穫された豆は貴重で、香りがよくフルーティーな味わいが楽しめるのだとか。
●店主のお気に入りは、浅めで樹木感のあるナチュラルな味わいの[ブラジル](500円)。
●店名の『なるん』は奥さんの地元である、五島列島の奈留島(なるしま)が由来。
●五島列島で作られている、椿の葉と緑茶を発酵させた[つばき茶](450円)も提供。自然な甘みがあり、コーヒーが苦手な人にもおすすめ。
●「九州に縁のある人もぜひ来てほしい」と店主。
●店内には、奥さんの趣味である昭和レトロな品々やビンテージ家具が随所に配置されているのも魅力。
▲人気の[あんバタートースト](450円)。ふわふわの食パンに甘さ控えめのあんとバターの塩味がベストマッチ。食べやすい切れ目がポイント!
▲左は、これからの季節にもってこい[アイスコーヒー]。右は、徳島ではめずらしい[つばき茶]。
▲店主夫婦の人柄がにじみ出る、穏やかな雰囲気のお店。
喫茶なるん
- 住所/ 徳島市富田橋7-1-7
- 電話/-
- 営業時間/8:00~16:00
- 定休日/水、木 その他休業日/火曜は、13時~
- 駐車場/4台











