2021/01/14 17:17
しげさん
《徳島探訪》とくしま狛犬列伝 新春狛犬めぐり編
新年あけましておめでとうございます。今年も日刊あわわ記事のご愛顧よろしくお願いいたします!
さて、「静かなお正月を過ごしてください」と政府からのメッセージもあったので外出を控えてはいても、「せめて初詣くらいは…」と、お出かけになられた人も多いのではないでしょうか。
初詣といえば、神社。神社といえば狛犬!
ということで今年の一発目も『狛犬列伝』からスタートします!
今回は年末の予告通り、撮りためた狛犬たちをいっぱい紹介するお年玉企画ですよ~♪
現在、『あわわ』は徳島県の食・文化・自然・観光などさまざまな魅力を発信するお手伝いをしていまして、その中の一つで徳島県の山道やお遍路道を紹介する『トレイルウォーキング』の仕事がありまして、ガイドさんと、カメラマンさんに1日同行してきたんですよ。
その日のコースは、眉山周辺コースでした。
トレイルウォーキング、万年運動不足の私にもなんとか制覇できるコースから超ハードなコースまで、その人のレベルに合わせて楽しむことができます。断然海派の私ですが、参加してみて山もいいなぁと思いました。春になって暖かくなったらまた、どこか歩きに行ってみようかな…。
さて、そのトレイルウォーキング『眉山周辺コース』の集合場所が、そう『忌部神社』でした。というわけで、忌部神社の狛犬からスタート!
始まりは忌部神社から~♪
忌部神社は徳島市二軒屋に拝する神社で地元の人が初詣などにも良く参拝されます。私も何度か参拝したことがあります。コチラには一対の狛犬が鎮座していますが、なかなかに心惹かれるお顔でした!
阿形狛犬
ガーハッハッハァー!
って笑うタイプですよね。絶対。笑っていますが、アシュラマンの怒り面を思い出す表情。ちょっとパーツが基本的に顔面センターです。
さて、この子の相方さんがコチラ!
吽形狛犬
か、かわいい…。
前回、諏訪神社の漆黒の目をした狛犬ほどではありませんが、丸まるしていますね。足も太め。表情的には、子分タイプで「だんな~!親分~!」とかのセリフが似合いそうです。出っ歯がチャームポイントです。
最初から個性的な狛犬に出会えるなんてラッキーでした。なんとなくいいことがある、そんな気がするスタートでした。
猫好きさんには有名な王子神社~♪
忌部神社からスタートし、眉山の山道をテクテクし終えて。次に向かったのが、文化の森総合公園内に鎮座されております。王子神社。コチラは王子神社という名前のほかに『猫神様』の愛称でも親しまれています。
こちらの神社にも一対の狛犬がいますよ。神社の写真にもちょこっと写っていますが、小ぶりの子たちでした。
阿形狛犬
口に球を咥えたオーソドックスタイプですが、鼻が特徴的ですね、パグ犬ぽい。
吽形狛犬
この対の狛犬は比較的顔やフォルムが似ていますね。元来つがいなので似ているのが正解なんでしょうか。今までの狛犬列伝で紹介した狛犬のつがいはお世辞にも対なのに似ていませんでしたよね。うーん、狛犬奥深い!
王子神社が猫神様と呼ばれている理由。それは猫神様がいるからです!しかも人懐っこい本物のネコちゃんも何匹か境内にいます♪
夜中になると手に持っている鈴にじゃれて遊ぶそうです(嘘です)
山道に突然あらわれた、明現神社
王子神社を後にし、文化の森の裏山から徳島植物園の抜けることができるという山道に向かいます。文化の森総合公園は家からも近く子どもにせがまれて良く遊びに来ていたんですが、そんなルートがあったなんて全然知りませんでした。新たな発見です!
本来なら文化の森総合公園から徳島植物園まで走破するところですが、時間も押していたため途中まで行ってみようということになりました。
そこで、突如現れたんです。
神社!
山道を歩いていると突然建物が現れたので、
「なんだ!?」
と驚きましたが、回り込んでみると神社でした。社に続く階段もあったので、ちゃんと山道じゃないルートからも参拝できると思います。
そして、ここの神社にも一対の狛犬がおいでになられました。
阿形狛犬
めっちゃ大口を開けている阿形狛犬くんですが、なんとギミックがありました。
コイツ…、動くぞ…! by アムロ=レイ
はい、動くんです。球が! 壊したわけじゃないですよ! 口の中でコロコロ動きます。どうやって入れたんだろう?
Oh! ミステリー!
雑誌『ムー』に投稿しよかな
吽形狛犬
この子たちは、飾り毛の感じや、体型的に何となくアジアンテイストですね。シンガポールとかにいそう。徳島ではあまり見ないタイプかと思います。
脚が太い子は全般的に力強くてかっこいいですね!
私の好みは、脚太、まん丸系。子狛犬付きならテンションMAX! です。
さて、新春狛犬めぐり編 いかがだったでしょうか。トレイルのおしごと中に狛犬たちに出会えるなんてほんとラッキーでした。同行された皆さんには「仕事と趣味を兼ねてますね~」と言われましたが(笑)
今年は狛犬列伝に一人でも多くのファンができてくれたらいいなぁ~♪
読者のみなさんからの狛犬情報もお待ちしていま~す♪