2022/04/23 17:32
しょうすけ
【街ネタ/『ぜったいパンダ』(名西郡石井町)】エクステリアの設計施工会社が真っ黒な半田そうめんを販売。いったいなぜ?
石井町で門扉(もんぴ)、カーポート、テラス、植栽工事など庭に関する設計・施工を行っている『株式会社ぜったいパンダ』のホームページに、突如オンラインショッピングサイト『ぜったいパンダ商店』がオープン。そこには会社のトレードマークであるニヒルに笑うパンダをプリントしたTシャツ、トートバッグ、スタイといったアイテムとともに[パンダそうめん]なる商品が…。いったいエクステリア設計・施工の会社が、なぜ素麺を? さっそく代表取締役の米田さんを直撃してきたぞ。
しょうすけ「オンラインショップの商品も気になるんでんですが『ぜったいパンダ』っていう会社名もかなりユニークですよね」。
米田さん「実はエクステリアの会社の前に車用のオリジナルステッカーを趣味で制作してまして、その時の屋号なんですが、小さかった娘がレッサーパンダを”ぜったいパンダ”としか当時発音できなかったんです。その音の響きがインパクトがあって、コレだ!と。かわいいパンダじゃ面白くないので、ちょっと怖めなパンダのイラストにしたんですよ」。
しょうすけ「なるほど。それにしてもオリジナルグッズの数が凄いですけど」。
米田さん「Tシャツはですね、社員のユニフォームなんです。エクステリアの施工に伺う際には社員が着用してます。売って欲しいと声が以前からあったので、[パンダそうめん]のオンラインショップを立ち上げたので、一緒に商品として加わった感じです」。
しょうすけ「今回オンラインショップの新商品の[パンダそうめん]は、アパレル系グッズとは一線を画してるアイテムですよね。これはまたなぜ?」
米田さん「この素麺は『ぜったいパンダ』という屋号を考えた時からの夢でして。20年前ぐらいに半田そうめんを食べている時に、”はんだそうめん”の「は」の文字に○を足すと”パンダそうめん”。ウケ狙いで面白いから、いつか商品化したかったんですよ」。
しょうすけ「ダジャレ発信なんですね(笑)」。
▲まるで鉛筆の芯のように真っ黒。その発想もユニークだが、当たりカードが入っている箱が中にはあるそう。当たりが出るとノベルティがもらえるとか。これも米田さんの遊び心。
米田さん「小規模事業者経営力強化事業費補助金で試作して、当初は施主さんへのノベルティ商品にしようと思ってたんですが意外と好評なので販売させていただくことにしました。売上の一部は石井町の子ども関連事業に寄付する予定です」。
[パンダそうめん]の黒は、竹炭を使用。イカスミを薦められたそうだが、パンダが食べるのは竹。そこで竹炭にたどり着いたとか。竹炭を選択したことで、一般的な素麺より少しコシが強く、茹であがると輝くような黒が美しい素麺が誕生。
パッケージにあるように6分ほど茹でたあとで流水でしっかり洗うのがポイント。素麺だしで冷たくいただくのもありだが、[そうめんペペロンチーノ]や[カレーそうめん]などにすれば黒が映える麺料理になるぞ。
しょうすけ「それにしても、ありそうでなかった黒い素麺を思いつくって黒が好きなんですか?」
米田さん「そうですね。ステッカー制作の頃から黒にはこだわってましたね。だから今の会社の封筒も黒に黒で社名をプリントしたり…」。
しょうすけ「???????」
米田さん「皆さん、驚かれるんですよ。インパクトあって。見る角度で文字が浮き上がる感じなんですよ」。
株式会社ぜったいパンダ・ぜったいパンダ商店
- 住所/徳島県 名西郡石井町石井字重松 720-9
- 電話/090-7577-0498
- 営業時間/9:00~20:00
- 定休日/無
- 駐車場/なし