2022/05/21 18:18
しょうすけ
【街ネタ/漂流食堂・末廣亭(徳島市鷹匠町)】夜街の町中華で、昼だけ本格スパイス料理が食べられる!?
とある日の午後、割烹や居酒屋が軒を並べる鷹匠町を車で通りかかると『漂流食堂』なる文字を発見。その店名が掲げられているのは、1995年から営業している町中華の名店『末廣亭』の軒下。今日のMENUには[魯肉飯]、「タイカレーもあります」????????????? 東京や大阪で話題の間借り営業なのか? 気になる~。
▲店名は小さいので見逃さないで!
▲食欲を掻き立てられる香りが効いた豚肉もさることながら、厚揚げがかなり絶品。
台北の薬膳調味料店から仕入れる八角・桂皮・五香粉といったスパイスを使って煮込んだ豚肉は香りが抜群、その豚肉の旨み満点の煮汁が染み込んだ厚揚げと煮玉子がこれまた旨い! 野菜もたっぷり食べてもらいたいと紫芋のマッシュポテトや茹でピーナッツなど地元野菜を中心に使って栄養バランスにも配慮している。副菜の大根餅もすべて手作りだ。
▲副菜は和洋中いろんなジャンルから登場する。
『漂流食堂』の営業は、火・水曜の11:00~16:00限定(そのほか平日営業の場合はSNSで告知。末廣亭の通常メニューはなし)で、カレーの日に登場するカレーには特徴の違うインド、スリランカ、ネパールなどがあるのだとか。こちらもホールスパイスをオイルで炒めるテンパリングから始める本格派だ。週末は徳島市東新町の『PONT NEUF blanc(ポンヌフブラン)』など月に2~3回イベント出店しているそうなので要チェック。
▲『漂流食堂』の平岡さんとお母さん。
▲『末廣亭』は、『徳島大学医学部』前で戦後すぐに創業。写真に写っている男の子が現在の大将。
『末廣亭』は平岡さんの祖父が徳島市蔵本で創業して、徳島市南新町、その後現在の鷹匠町へと移転。そして2024年には創業70周年を迎えるそう。多くの人に愛される町中華にスパイスカレーや台湾料理という魅力がプラスされて、新たな歴史の1ページがスタートしたというわけだ。『末廣亭』と『漂流食堂』、昼夜どちらもお試しを!
漂流食堂(末廣亭)
- 住所/徳島県 徳島市鷹匠町 1-42
- 電話/080-4338-2595
- 営業時間/11:00~16:00ラストオーダー(末廣亭は18:00~24:00ラストオーダー)
- 定休日/日 その他休業日/火・水曜限定営業、末廣亭は日曜
- 駐車場/なし