2026/09/29 15:00
やべっち
【インタビュー】結成10周年を迎える徳島のロックバンド「O.W.L.」“オトナ”だからこそ鳴らせる独自のロックンロール!
徳島を中心に活動する3人組ロックバンド「Optimal Wonder Laze(オプティマル・ワンダー・レイズ)通称O.W.L.(オウル)」。2015年12月18日の結成から2025年で10周年という大きな節目を迎えました。
ハードロック、ブルース、ファンクという異なるルーツを絶妙なバランスで融合させた独自のサウンド“Rumble Rock & Roll”を鳴らし続けてきた彼ら。
今回、9月19日に行われた結成10周年記念ワンマンライブにお邪魔し、現在制作中の3rdアルバムの話題とともに、仕事や生活と寄り添いながら10年間一度もメンバー変更なしで走ってこられた絆と秘訣について、メンバーのMickさん(Bass/Vocal)、Kさん(Guitar/Vocal)、Swinceさん(Drums/Piano)にじっくりとお話を伺いました!
| O.W.L.(Optimal Wonder Laze / オプティマル・ワンダー・レイズ) 徳島県出身の3人組ロックバンド。左からSwince(Dr./Pf.)、K(Gt./Vo.)、Mick(Ba./Vo.)によって2015年12月18日に結成。徳島市内のライブハウスやイベントを中心に精力的に活動中。 |
■ 10年間オリジナルメンバーで継続できた「お互いを尊重し合う関係性」
ーー 2015年12月18日の結成から10周年を迎えますね。10年間、オリジナルメンバーのまま走り続けて来られたのは、バンドとしてすごいことだと思います。
【Mickさん】
歴の長い先輩方のバンドはもちろんいらっしゃいますけど、オリジナルメンバーのままで10年間一度もメンバー変更がないというのは、確かに珍しいのかもしれませんね。
【Swinceさん】
僕らは高校の同級生なんです。社会人になってからバンドを続けていくのは大変な部分もありますが、音楽に対する温度感や「これくらいやろうぜ」という熱量のレベル感が3人ともぴったり一緒だったのが大きいと思います。
【Kさん】 1人だけがすごく熱くなって、もう1人が「楽しめればいいよ」という感じだとズレてしまうかもしれないですからね。
ーー バンド内での意見やサウンドのすり合わせはどのように調整しているのですか?
【Swinceさん】
ミュージシャンってみんな「自分が一番かっこいい」と思っているところがあるはずなんです。僕らもそれぞれ自分の鳴らす音が一番かっこいいと思っているけれど、それを無理に押し付け合ったりはしない。お互いの表現を尊重しているんですよね。
【Mickさん】
伝えたい主張があっても優しく言い合える関係性ですね。言葉で伝える時も「自分はこうしたい」と提案されたら、「じゃあ、まずは1回やってみよう」と試してみる。やってみて前のアプローチの方が良ければ戻せばいいだけなので、揉める必要がないんです。
【Kさん】
僕たち3人とも「絶対にこうでなきゃならない」という変な固執がないんですよね。お互いの性格を昔から知っている同級生だからこそ、自然と意見を受け入れ合える柔軟さがあるんだと思います。
▲ファンキーなベースラインと力強いボーカルでO.W.L.のサウンドを支えるMick(Ba./Vo.)。
■ 仕事と家庭と音楽を両立させる等身大のスタイル
ーー 活動を長く続けていくために、意識していることはありますか?
【Mickさん】
一番大事なのは「無理をしないこと」です。それぞれのスケジュールを優先して、仕事が忙しい時期なんかは無理にバンドのライブを入れないように調整しています。そういう時はソロで出演しながら、バランスを取っています。
【Swinceさん】
あと、僕が思うのは「音楽そのものが好きな熱量」と「売れていこうとする熱量」は別物だということです。売れるための作業ばかりになると疲れてしまってバンドをやめてしまうこともあるけれど、僕たちは「純粋に良い音楽を追求する熱」が3人共通してずっと消えない。だからこそ、無理なく楽しく続けられているんだと思います。
■ ルーツミュ―ジックの融合と3rdアルバム制作——新たなサウンドへの挑戦
▲鋭いリフと情熱的なギターソロを演奏するK(Gt./Vo.)
ーーー O.W.L.のサウンドは、Kさんがブルース、Swinceさんがハードロック、Mickさんがファンクと、3人それぞれの好きなジャンルを融合させたものですよね。曲作りはどのように進めているのですか?
【Mickさん】
僕がギターでコード進行やリフ(楽曲のなかで繰り返し演奏されるフレーズ)、メロディを作って持って行くことが多いのですが、3人でセッションしながら各々のパートを組み上げていくと、自分だけでは想像もしていなかったかっこいい曲に変化するんです。それこそがバンドの醍醐味ですね。
ーー現在制作中の3rdアルバムは、どのような作品になりそうでしょうか?
【Mickさん】
全曲出来上がっていて、レコーディングを進めています。毎回アルバムを作る時は「自分たちの中にない新しい要素を何かしら入れよう」というテーマを掲げているんです。
【Swinceさん】
単なる今までの集大成ではなく、自分たちの引き出しを増やしながら、今のベストを組み上げて作っています。1st、2ndアルバムを経て、さらに進化したO.W.L.のサウンドを期待して待っていてほしいですね。
■ 結成10周年ワンマンへ——変わらない胸の熱さと未来への想い
▲重厚なビートでバンドのグルーヴを支えるSwince(Dr./Pf.)。
▲ステージで圧倒的な存在感を放つSwince自前のクリスタルドラム。
ーー 結成10周年記念ワンマンライブは、2ヶ月以上前にチケットがソールドアウトしたそうですね!
【Mickさん】
本当にありがたいことです!でも、10周年ワンマンライブは一つの節目ではあるけれど、僕たちにとってはあくまで通過点。これからもずっとこのメンバーでライブを続けていきます。
【Swinceさん】
今回のワンマンライブでは、僕が大好きな『X JAPAN』のYOSHIKIさんと同じ透明なクリスタルドラムを持ち込んで叩いています! 汗ダラダラになりながら一生懸命ステージでドラムを叩く姿って、絶対に人の心を打つと信じているんです。
ーー 最後に、3人にとって「ロックンロールとは何か」を教えてください。
【Kさん】
「生き方」ですね。
【Swinceさん】
「常にそばにあるもの」です。
【Mickさん】
「煌めき」ですね。中学生の時に初めて聴いたロックミュージックの衝撃を忘れられないです。次の10年も、自分たちが一番かっこいいと思えるロックンロールを鳴らし続けていきます!
▲HOTROD(ライブハウス)超満員!結成10周年ワンマンライブ終演後の記念ショット。
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