2022/06/06 10:14
まっつん
【街ネタ】プロサッカー選手 渡井理己選手が社会貢献活動でウエアを進呈し、SNSで広報もお手伝い! スポーツ巡回ネットワークとともに、子どもたちを笑顔にする団体を応援♪
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突然ですが、皆さん!
子どもの頃憧れていた人はいますか?
僕は、プロスポーツ選手に憧れていました。
きっかけは地元で行われた運動教室。
徳島にゆかりのあるプロ選手が教えに来てくれ、「僕もこんなすごい選手になりたい」と憧れをもちました。
あれから20数年
選手になる夢はかないませんでしたが、生涯の趣味との出会いに今でも感謝しています。
しかし、現在!
新型コロナウイルスの影響で、そういったふれあいの機会が失われつつあります。
「このままではいけない!」
そこで立ち上がったなかの一人が
子どもたちを笑顔にする取り組みにエール!
渡井選手は、攻撃的な中盤の選手で、鋭いドリブルやシュートを武器に活躍しています。
そんな渡井選手は、応援してくれる徳島県と県民に感謝の気持ちを込めて、様々な社会貢献活動を行っています。
今回渡井選手が行ったのが、子どもたちを笑顔にする取り組みの応援。
どういうことなのか気になり
NPO法人『スポーツ巡回ネットワーク』にコンタクトを取りました。
渡井選手がどう関係するかというと
そして、このウエア! よく見ると背中の部分にいくつかのロゴマークが並んでいます。
実はこちらが今回の社会貢献プロジェクト
「子どもたちの笑顔溢れる世界の実現に向けての社会貢献活動支援事業」なんです。
ロゴマークがプリントされているのは、独自のアイデアでSDGsの考えにのっとり、子どもたちを笑顔にするための社会貢献を活動を行っている団体。
『スポーツ巡回ネットワーク』の指導者がこのロゴマークがプリントされたウエアに身を包み指導を行うほか、渡井選手とともにSNSを駆使して各団体のPRを行っていくというものです。
記載されている団体は、全国から広く応募を募り、渡井選手と『スポーツ巡回ネットワーク』のメンバーらが選出。
31団体のなかから、独自性、面白さ、SDGsとの関わりなどを評価基準に、最終的に8団体が選ばれました。
選考に携わった黒部代表は、「どの団体の皆さまも、素晴らしい活動をされていて、とても悩みました。本来であれば最初の書類選考で10団体ほどに絞り込む予定だったのですが、お話を聞きたい団体が多く19団体に面接審査を依頼。最終6団体を選出するつもりでいたのですが、どうしても絞り込むことができず8団体を選出する運びになりました」
選出された団体をご紹介!
●一般社団法人チャンスサポート
日本の子どもの死亡原因で1番多い自殺。全国を講演でまわり、子どもたちに「いのちの大切さを伝える」活動をしています。
●ロハロハちゃんねる
小児がんの子どもたちの「YouTuber」になりたいという夢を叶えるために開設。チャンネルを広げることで、病気でがんばっている子どもたちや、その家族を支える活動をしています。
●一般社団法人障がい者アート協会
障がい者のアート活動の「継続」支援を目的とする団体です。才能を伸ばす従来型のアーティスト支援ではなく、関わる全員の支援を目指しています。
●朝倉わんぱく子ども応援団
九州北部豪雨で被災した朝倉市を拠点とし、蛍の再生などを行いながら、子どもたちに川遊びなどの自然遊びにを行い「生きる力」をはぐくむ活動を行っています。
●US
『静岡県立駿河総合高校』の有志でSDGsを学び実践している団体。企画・運営する「認知症カフェ」「防災団体の設立」などを実践し、SDGsのどの項目にどの程度寄与したかを分析をする活動をしています。
●徳島ママ防災士の会 Switch
徳島県内でママが防災士の資格をとり、本来男性が主体となり支えることで成り立ってきた「防災」の考え方を根底から覆す。女性だからわかる防災・子どもたちへの防災サポートは必ず必要なスキルとなるはず。
●ProjectoYOSI
ボリビアの社会課題の一つでもあるごみ問題の解消を中心に取り組んでいます。現地の子どもたちへの環境教育、ごみへの意識改革を行い、さらに教育支援も行っています。
●nico kids international
英語の音に特化したレッスンで「正しい音を出せる、聞ける」を日本中の子どもたちに届けています。子ども用メタバースを日本で最も早く導入し、よりリアルに近い感覚で英語を用いたコミュニケーションを行うことを目的としている新しい時代の英会話教室です。
この日開催されていたのは、ウエア贈呈式と子どもたちの笑顔溢れる世界の実現に向けての社会貢献活動支援事業の贈呈式だったんです。
全8団体のうち、『徳島ママ防災士の会 Switch』『一般社団法人チャンスサポート』『ロハロハちゃんねる』の3団体が式典に参加。
『ロハロハちゃんねる』の子どもたちは、「とっても嬉しいです。これからも応援してくれると嬉しいです」と可愛くスピーチしてくれました。
「今回の社会貢献事業は渡井選手や私たちの力だけでなく、支援者の皆さまの理解と協力のもとになりたっています」と黒部代表。今後は『スポーツ巡回ネットワーク』が行う巡回指導において、全指導者がウエアを着て、活動を広げていく。今年度の活動は徳島県内では全450回の開催を予定しており、徳島県内全域に活動の幅を広げていく。さらに県外からの依頼も来ているそうで、岡山県笠岡市の笠岡諸島の子どもたちを集めてのサッカー教室が行われる予定になっているそうです。
また、今回のプロジェクトで選出されたボリビアの社会貢献団体『ProjectoYosi』と協力し、ボリビアの小学生を対象としたオンラインサッカー教室を予定しているほか、同様に選出された小児がんの子どもたちにオンラインスポーツ教室の開催を計画するなど、プロジェクトをきっかけにさらに活動の幅をひろげています。
渡井選手の想い
式典には渡井選手も出席予定だったのですが、クラブのスケジュールに変更があり、残念ながら不参加に。
式典では、渡井選手からの想いがこもった手紙が代読されました。
なぜ渡井選手は社会貢献活動に取り組んでいるのか?
練習前の渡井選手に時間を作ってもらい、特別にインタビューさせてもらいました。
Q.社会貢献活動をはじめられたきっかけは?
A.新型コロナウイルス感染拡大の影響で、県民の皆さんやサポーターの皆さんとの交流の機会が減り、このままではいけないなと考えるようになりました。スポーツ選手は応援してくれる皆さんがあって成り立っていて、このまま心の距離が離れてしまうことがよくないなと思ったんです。社会貢献なら直接会えなくても心の距離を縮めることができるし、日頃の感謝の気持ちも伝えられる。「徳島のサッカー選手として活動できる、今しかできないことをしよう」と行動を起こすことを決めたんです。
Q.『スポーツ巡回ネットワーク』とはどのようにつながったのですか?
『シーサイドフットサル徳島』さんで練習をさせていただく機会があり、そのときに『スポーツ巡回ネットワーク』の黒部代表とつながりました。「子どもたちを笑顔にしたい」という想いに強く賛同し、僕の方から協力をオファーしました。サッカーをはじめ、日本のスポーツを持続的に発展させるためには、子どもたちに体を動かす楽しさを知ってもらうことが大切です。少しでもその力になれれば幸いです。
Q.贈呈したウエアのデザインには、渡井選手も関わっているんですか?
はい、もちろんです!特に動きやすさや吸水性・速乾性にこだわりました。走ったときのカッコいいシルエットもポイントです。
Q.子どたちにはどんな想いを持ってもらいたいですか?
『スポーツ巡回ネットワーク』の活動がきっかけで、スポーツが好きになってくれたらいいなと思っています。「渡井選手みたいなサッカー選手になりたい」と思ってくれる子がいたら嬉しいですね(笑)
Q.最後に一言お願いします
社会貢献の認知とその輪の広がりによって、持続可能な豊かな社会が訪れることを願っています。そのために僕もこういった活動やその広報を続けます。子どもたちの笑顔溢れる社会を一緒に実現しましょう。
NPO法人スポーツ巡回ネットワーク/シーサイドフットサル徳島
- 住所/ 徳島市東沖洲 2-15-2
- 電話/088-664-3352
- 営業時間/9:00~25:00
- 定休日/無
- 駐車場/あり