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2026/10/25 08:00
タツイチ
リノベーションで徳島の街をオモシロく。遊休不動産の利活用ノート【3話目】徳島県の空き家事情。ワースト1位からの脱却に向けて

リノベーションで徳島の街をオモシロく。遊休不動産の利活用ノート【3話目】徳島県の空き家事情。ワースト1位からの脱却に向けて

遊休不動産の利活用ノートとは

徳島にたくさんストックがある空き家・空きビル・空き倉庫などの「空き◯◯」の遊休不動産。徳島県の空き家率は21.2%と和歌山県と同率のワースト1位という現状で、そんな社会課題を積極的に利活用していくことで、空き家率を下げたい。さらにはこだわりのリノベーション住宅や店舗が増えていくと街も活性化するという一石二鳥のプランとなっている。「売りたい・貸したい」物件を所有している遊休不動産オーナーも、「買いたい・借りたい」と物件を探している利活用ユーザーどちらも、参考になる内容を隔週で記事掲載していくよ。「街がオモシロく」なるよう、利活用のバイブルとして活用してもらえたら嬉しいです。


【3話目】徳島県の空き家事情。ワースト1位からの脱却に向けて


はいどうもみなさん、こんにちわ。『遊休不動産の利活用ノート』のお時間ですよ。あわわの空き家マスターこと私タツイチが指南させていただきます。
さて。3話目のテーマは、徳島県の空き家事情。ワースト1位からの脱却に向けて。

徳島県は残念ながら空き家率は全国ワースト1位です。5年に一度日本の空き家率を算出する「住宅・土地統計調査」が2023年に実施され、不名誉な結果となってしまいました。5年に一度なので、次回の調査は2028年。それまでに、ワースト1位からの脱却を勝手に考えて実行していこうと思ってます。

ちなみに、徳島県の空き家率は21.2%(全国平均13.8%)で、和歌山県も21.2%で同率です。以下、山梨県(20.5%)、鹿児島県(20.4%)、高知県(20.3%)、長野県(20.0%)、愛媛県(19.8%)と続きます。空き家率を2%下げるだけで、ランク外になりそうです。でも、たかが2%されど2%なんだとは思いますが・・・。

なぜ徳島は「空き家」がふえているのか?


要因はひとつではないと思います。いろいろ複合的な事象が重なった結果なのではないでしょうか。そんな中でも仮説はいくつか考えられます。
まず。当たり前ですが、空き家になるのは、その家を手放したあと、その家を買ったり借りたりする人がいないからです。つまり、需給がアンバランスということです。ではなぜか?少子高齢化・過疎化はどの地方都市も似たような問題を抱えていますが、徳島県は、関西圏へのアクセスが良いことも一つの要因なのかもしれませんね。県外へ就職する人が多いと数十年後、実家を相続する際にUターンをしない人にとっては、空き家になってしまいます。「相続したものの、徳島に戻る予定がない物件オーナー」のチリツモの結果なのかもしれません。
また、こんな調査結果もあります。
都道府県魅力度ランキング。2026年度のランキングで徳島県は43位でした。このあたりの数字も外因のような気もしますが、行政や民間それぞれが頑張っていると思いますので、今後に期待したいところです。
というように、原因は他にもまだまだあると思いますが、まずは空き家が5軒に1軒という実態を認識していきましょう。

が、しかし。視点を変えれば「日本一、遊びしろがある街」になる


「徳島は空き家が多い」。これは事実ですが、逆説的にいえば「利活用する中古物件のストックが豊富」とも捉えられますね。利活用したい人にとっては、選び放題な状況です([注]*数字上はそういうことですが、空き家情報が表にでていないのが課題となってます。このあたりについてはあらためて別の回で)。買いたい・借りたい人にとっては、朗報なので、遊休不動産オーナーが今後積極的に空き家を手放す機運が高まればマッチングも増えていくはずです。もちろん、遊休不動産オーナーが自分自身で利活用するのでも空き家率は下がります。

ワースト1位脱却に向けて


空き家率を下げるのは、シンプルです。
■空き家情報をどんど表に出すこと。
遊休不動産オーナーはぜひ、この機会に「売る・貸す」の相談を近くの不動産会社へ相談してみてください。ただし。空き家は、仲介に時間がかかる・報酬が少ない・扱いにくいというケースが多い物件も含まれています。不動産業界のビジネスモデルは仲介手数料がメインとなってまして、売買を例にあげると物件を依頼されたオーナーから上限3%+6万円と、買う人を自ら見つけてくればその人から上限3%+6万円を仲介手数料として請求できます。つまり、売値が高い方が手数料も多いということになります。2024年7月1日の宅地建物取引業法の報酬規定改正により、税抜800万円以下の不動産売買における仲介手数料の上限が、売主・買主のそれぞれから最大33万円(税込)に引き上げられました。それでも2000万3000万の売買を成立させた方が収入は多いです。ということで、マッチングに時間がかかるかもしれませんので、空き家を積極的に仲介している不動産会社を調べて訪ねてみるのもアリですね。

■空き家を利活用(除却含む)する人を増やす。
徳島に魅力を感じている県内在住組・Uターン組・Iターン組それぞれが面白い利活用モデルを作っていってほしいなとおもってます。また、昨今の建設コストの高騰や住宅ローンの金利上昇などで新築が建てられない世帯の方にとっては、リノベーション住宅は今後のトレンドになっていくと思います。あわわはそんな人達を応援しますし、具体的に不動産仲介からリノベーションまでお手伝いできます。

「鶏が先か卵が先か」の問題はありますが、まずは行動あるのみです。みなさん、共に行動しましょう!!

次回予告/2026年11月10日(火)公開 。利活用の可能性。除却(解体)と共に選択肢へ





執筆者/あわわスタッフ・タツイチ

リノベーションで徳島の街をオモシロく。遊休不動産の利活用ノート【3話目】徳島県の空き家事情。ワースト1位からの脱却に向けて

プロフィール

徳島市出身。東京の大学を卒業して新卒であわわに入社。広告営業部で社会の厳しさを学んだ後、アーサ編集長時代に編集のオモシロさを日々感じながらタウン誌作りに邁進。その後、あわわ編集長ほか、マーケティング事業部やデジタル事業部のマネージャーを経て、建築家マッチング事業「建てようネット」の運営責任者に。「建てようネット」に足りなかった不動産のピースを求め、2018年にあわわとナカノジロウ建築デザイン事務所がタッグを組み「合同会社ひょうたん島不動産」を創業し副代表に。空き家などの遊休不動産の利活用を通して社会課題を解決したいと2026年「リノベリンク」を事業化、現在に至る。


リノベーションで街をオモシロく。遊休不動産の利活用ノート[全話まとめ]


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ひょうたん島不動産

  • 住所/徳島県 徳島市出来島本町 1-12
  • 電話/088-677-6001
  • 営業時間/ 11:00〜18:00
    備考/​※事前予約で定休日も対応
  • 定休日/月、火、日、祝日
    その他休業日/​※事前予約で定休日も対応
  • 駐車場/あり
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