2018/09/01 16:35
がんも
《9月1日は防災の日/南海トラフ巨大地震も必ず起こる!》ワイヤーママLINE@会員アンケート「あなたの家の防災対策」結果を見て、小さな子を持つわたしたちが考えたいこと。
必ずおこる災害に備え
子供と家族の命と未来を守る
近年、日本各地で起こる自然災害。
私たちの住む街も、決して他人事ではありません。徳島県に甚大な被害を及ぼすとされている南海トラフ地震は、マグニチュード8~9クラスのものが今後30年以内に70%~80 %の確率で起きると言われているのです。その他にも、台風や水害など予測できない自然災害がいつ私達の身に降り掛かってくるか分かりません。
編集部では、7月からスタートした「ワイヤーママLINE@」会員に緊急アンケートを実施。「あなたの家の防災対策」をテーマに、持っているグッズや避難場所、備蓄などにつ いて聞いてみました。
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そこで今回は、アンケート結果を紹介。あわせて、1歳の子をもつアワログライターがんもが、アンケート結果をもとに家族と話し合いを決行。以前から防災対策はしていたつもりでしたが、家族間で意見や知識を持ち寄ることで、新たな見解や、『我が家に合った、防災対策』というものが見えてきました。
結果をもとに、「あなたの家の防災対策」は、本当に『あなたの家に合っている防災対策』なのか、もう一度確認してみて!
☆Geen最新号で、地震について特集しているよ! 話し合いの参考に!
・男性2名、女性42名
・平均年齢/ 33.8歳
・全員こどものいるママとパパ。
・こどもの年齢は0~16歳
夫と1歳児の3人ぐらし。両祖父母は遠方に住むが、お互いに心配のないよう常にコンタクトを。
防災セットをもっている?
防災セットを持っている人に、こどものものに準備しているものをききましたが、おむつやおしりふきなどを用意している人が多いようです。中にはおもちゃや絵本など、常備薬や体温計などまで揃えている人も!
防災セットは、市販のものと自分で準備しているものを2ヶ所に用意。ところが、夫は1ヶ所しか認識しておらず。言ったよね?(怒)という気分にもなりますが、ここはコラえて冷静に置き場所の認識を共有。
・『言った』つもりで言えてないかも?
・『聞いた』けど、忘れているかも?
家族で地域の避難場所を確認してる?
我が家では…
南海トラフ巨大地震が起こった場合、我が家には立地的に津波の危険が。地域の情報から、津波想定水位や津波避難ビルなども改めて確認。保育園の資料も再度確認して、子供の避難場所もチェック。また、お互いの勤務先からの避難場所&ルートも再確認。
・地域の情報を有効利用!
家族で安否確認の方法を話し合っている?
我が家では…
なんとなく、「連絡はとれるだろう」と考えていましたが、『もしスマホが使えない状況になったら?』と話し合い。はなればなれで災害に遭いスマホが使えないときは、家の一番近くの避難場所で集合、となりました。県外にすむ両親には、災害用伝言ダイヤルなどで対応。
・『もしも』を想像して、考えなおす。
家族で避難訓練はしてる?
家族で避難訓練をしていた人に、具体的にどんなことをしているか聞いたところ、「家族で地域避難訓練に参加」という意見がありました。
我が家では…
忙しくてなかなか避難訓練はできない…が本音。車などでルートを確認したり、休日はお散歩がてらルートを歩いてみよう、となりました。また、家の中で地震が起こった時 、どのように動いたらよいかシュミレーションも。
・できることから始めてみる!
備蓄はしていますか?
備蓄をしている人に内容を聞くと、ほとんどの人が「飲料水」と回答。ついで「非常食」、少数で「トイレットペーパーやティッシュ」「マッチやろうそく」という答えが。 何日分の備蓄をしているか聞くと、「3日分の家族分」、ついで「1日分の家族分」、「1週間分の家族分」と続きました。
我が家では…
「防災セット」(ここでは、“非常持ち出し袋”の意味)と「備蓄品」を同じ場所に置いてしまって混ざっていたり、さらには食料の賞味期限もいくつか切れてしまっていました。子どものための備蓄品も、0歳の時に用意したものは『今』必要な物とズレが。改めて見直しと用意を。夫の方からは、知人に阪神淡路大震災を経験した方からの備蓄品についての知識が。参考になりました。
・備蓄品の賞味期限や使用期限を確認。
・こどものための備蓄品も、改めて見直しを。
・経験者の知識を参考に。
住んでいる地域の防災・避難に関する情報を知っている?
知っている人になにでその情報を得たかを聞くと「地域の広報誌」が7割を占め、「地域のホームページ」「地域のSNS」は少数でした。
我が家では…
ハザードマップ、防災情報誌など地域で配られているものを保管していますが、あまり普段目を通すことが少ないかも。地域のHPとSNSも便利なものがある! と知り、常に最新の情報を入手することに。
・SNSも有効的に利用。
家の中でどのような災害対策をしている?
我が家では…
改めて、家具や家電などで危険になりそうなものはないかチェック。
アンケートは以上ですが、「私の家での防災対策」にはまだまだ課題が。
もし、巨大地震発生や、その他災害の危険が迫った時、家に私と子どもの、2人だけだったら…?
家は倒壊の恐れが。私はパニックに。子どもも怯えているし、まだ判断能力を持つ年齢ではない…。こんな状況の時、『子どもをケアしながら、重たい非常持ち出しリュックを背負って速やかに避難する』ということが、果たしてどこまで可能なのか。
子どもを抱えながらも速やかに逃げることができる最小限の荷物の量というのは、各家庭の状況で様々です。また、『子どもが2、3歳になったら?』『子どもが増えていたら?』必要なものも、状況も、全く異なってくるということがわかります。その都度きちんと考える項目だといえます!
・災害発生時の行動
・備蓄品の量
・避難時のルール
・災害時、家の中に危険は無いか(家具の転倒など)
大切なことは、平たいボンヤリとした知識を並べただけの対策ではなく、「その時の家庭の状況に合わせた対策」を災害発生時のことをイメージしながら立体的に考えていくことだと感じました。
とりあえず、忘れちゃいけない大切なことを、家族みんなの目に触れる場所に掲示。新情報や子どもの成長に合わせて、見直しが必要です!
※Geen9月号では、【いますぐ考えておきたい地震のこと】についての特集を掲載!