2015/08/01 20:10
のんの
![8月2日(日) 今年も、あのアツい水上レースがやってくる。過去にはあわわチームも参戦! 「穴吹川 筏下り大会」](https://sumahononakani.com/tjn/upload/img_reports/detail/8ff2229c9e3d0931d89642b4d6c314a132ec6250ee942983c4222517737d778c632597ee9cb5e.jpg)
8月2日(日) 今年も、あのアツい水上レースがやってくる。過去にはあわわチームも参戦! 「穴吹川 筏下り大会」
今年も、あのアツいレースがやってくる。
そう、毎年開催されている「穴吹川 筏下り大会」。
日本一の清流・穴吹川を舞台に、全長5kmのコースを
各チームが制作したオリジナルのいかだでタイムを競い合うというもの。
![8月2日(日) 今年も、あのアツい水上レースがやってくる。過去にはあわわチームも参戦! 「穴吹川 筏下り大会」](https://sumahononakani.com/tjn/upload/img_reports/detail/29d855d20186c0968de04b624d75609580e720d9c8d739aaf1350f2043e5cc4b632597ee9ebfa.jpg)
(画像:大会公式ホームページより)
かつて、あわわチームとして僕たちもこのレースに臨んだことがありました。
![8月2日(日) 今年も、あのアツい水上レースがやってくる。過去にはあわわチームも参戦! 「穴吹川 筏下り大会」](https://sumahononakani.com/tjn/upload/img_reports/detail/640a00a0db4695fdfb32d8bb8927d7b2d608b929d6fa28ef6b0af2466dc57bd4632597eea13fc.jpg)
それは遡ること5年前。
俺たちは戦う、優勝を目指して。
みたいな意気込みで臨んだ筏下り大会。
(なぜか開会式に遅刻して出られず)
スピードの速そうな筏、耐久性の高そうな筏、
カラフルな筏、スイカやカブトムシなどいろいろな形をした筏。
もはや筏の範疇を超え、芸術性すらも感じられる筏たち。
(いや、もう筏と呼ばず船と呼んでしまおう。)
「●●チームさん、よーい、スタート!」
「ええーい、いけー!!!!」
「次は●●チームさん、よーい、スタート!」
「よっしゃー!!」
勢いよく出発していく各チームたち。
(ふふ、スピードはあるかもしれないが、あの船ではレースの最後までもつまい)
(おやおや、あちらの船さんは安定感ありそうだが、スピードを殺してそうでもったいないことよ)
など、勝手な論評を心の中で繰り返す僕。
「次の出発、『あわわチーム』さん!」
時は来た。
スタート前に流れる緊張と一瞬の静寂。
もはや、さっきまで聞こえていたセミの声も、川のせせらぎも、
子どもや水着女子たちの声援も聞こえない。
聞こえるのは胸の鼓動とチームメートとの心の会話だけ。
足が浸っている川の水の冷たさが、燃えたぎるハートのアツさを沈めてくれる。
ふふ、今日のレースは荒れそうだぜ!!
「よーい、スタート!」
(いくぜ!!!!)
勢いよくスタートダッシュをした、あわわチームの筏(というか船)。
そう、俺たちはゴーイング●リー号に乗り込んだクルー。
穴吹川という名の大海原に繰り出す冒険者たちなんだ。
「筏下り王に俺はなる!」
川の流れの先にある、大きな夢を目指して、いま俺たちの航海(挑戦)がはじまる!!
スタート直後、勢いのある川の流れによって
僕以外、早々といかだから振り落とされる、みんな(というかクルーたち)。
そして、いかだに一人取り残された僕。
必死にふんばるも、大きな岩にぶつかり、あえなく振り落とされる、僕。
バッコーーーーンン!!!!
開始10秒で大破するいかだ。
何人ものあわわスタッフが何時間もかけて制作した筏。
そう、それはあわわの、あわわスタッフ全員の魂の結晶。
(もともと筏はもらったものなので)
ペイントや装飾を施しただけの、スピードとか耐久性とか、レースには全く関係のない制作時間。
「筏下りがんばってこいよ!」 「優勝して帰ってきてね!」
前日にエールを送ってくれた会社のみんなの声が走馬灯のように、僕たちの頭のなかを駆け巡る。
ていうか、そもそも、筏が小さくてメンバー(クルー)全員が乗り切れてなかったし、
なぜこのサイズだったのだ、(あわわの)ゴーイング●リー号。
その後、コース(5km)のほとんどをいかだ(らしきもの)を
みんなで押して川の中を歩いてゴール。
もはや、ダントツに遅すぎて、あまりに心配になった関係者のみなさんの要請により、レスキュー隊が駆けつけてくれました。
きっとレスキュー隊の人たちも、
「よかった、この参加者たちが無事で」
という気持ちよりも、
「こいつら遅すぎるだろ・・・。ていうか、いかだに乗ってるどころか、いかだ(らしきもの)を押して川を歩いてきてるじゃねえか・・・。」
と思ったに違いないのです。
結果として、レスキュー隊が来たけどレスキューされず(僕ら自身に特に異常はなかったため)、そのまま、またゴールまで歩いていったのでした。
ゴールしたときには、すでに閉会式が始まろうとしていて(いや、始まってたんだっけ・・・)、すげー恥ずかしかったですね。
調子コイて、あわわの法被を着て参加してしまったがために、無駄に目立ってしまいましたし。。。
そんなこんなで、前置きが長くなってしまいましたが、
『穴吹川筏下り大会』の詳細は以下のとおりです。
●第28回穴吹川筏下り大会
水質16年連続四国一の穴吹川を舞台に、自作の筏を使った川下りでスピードを競う人気イベント。またゴール地点となるふれあい広場では、美馬市のグルメフェア、ステージイベント、鮎つかみ取り(小学生以下)も同時に開催される。白熱の水上レースをみんなで応援しに行こう! 雨天・増水の場合は8月9日(日)に順延。
![8月2日(日) 今年も、あのアツい水上レースがやってくる。過去にはあわわチームも参戦! 「穴吹川 筏下り大会」](https://sumahononakani.com/tjn/upload/img_reports/detail/844522c4b19d86c425e8f5304b712444be86d0c89108bdbdcc484d114f6c7b53632597eea34b2.jpg)
開催日時/2015年8月2日(日) 10:00~
会場/ブルーヴィラあなぶき下河川敷
住所/美馬市穴吹町口山丸山
駐車場/有
問合せ/0883-52-5610(穴吹川筏下り大会実行委員会)
http://www.city.mima.lg.jp/kankou/event/h27-p/14080301.html
※今回、あわわチームは参戦しません。
アツい戦いをぜひその目に焼きつけてください!!!!
▼ちなみに、そのときの様子はこちら
![8月2日(日) 今年も、あのアツい水上レースがやってくる。過去にはあわわチームも参戦! 「穴吹川 筏下り大会」](https://sumahononakani.com/tjn/upload/img_reports/detail/fc0925e586f184f27da4e7f02fc59e37176cae149e3aca9c82b7dc8fc3db461f632597eea5fbd.jpg)
![8月2日(日) 今年も、あのアツい水上レースがやってくる。過去にはあわわチームも参戦! 「穴吹川 筏下り大会」](https://sumahononakani.com/tjn/upload/img_reports/detail/52c2c260a1fb47713bb1703fb8fd4632469a98b881fbbbb8482fbdb028dbc6ca632597eea8b44.jpg)