2021/12/04 14:28
まっつん
【街ネタ】徳島市の小学1年生が全国ポスターコンテストで最優秀賞を受賞!
どうもライターのまっつんです。
先日久々に実家に戻ったときに、小さい頃に描いた絵が出てきました。
保育所や幼稚園でお絵描きの時間があったので、小学生になっても休み時間に描いている子も少なく無かったのですが、いつ頃からでしょうか?
なんだか恥ずかしがって描かなくなっちゃうんですよね。
まぁ、そんな僕もその一人であるわけですが。
あのまま描き続けたら、今頃違う人生を歩んでいたんでしょうか⁉
もしかして有名なイラストレーターと漫画家とかになっていたりして。
さてさて、前置きはこれくらいにして!
今回ご紹介するのは、自分の描いた1枚の作品によって、未来の可能性を広げたかもしれない、絵が大好きな男の子のお話です。
「自分が選ばれてびっくり!」第21回「あかりの日」全国小学生ポスターコンテスト最優秀賞を受賞
その男の子とは、徳島市内の小学校に通う、伊勢巧都(たくと)くん1年生
三人兄弟の末っ子で、お母さんいわく性格はすこし人見知り。
でも、絵を描くことが大好きで、広告チラシの裏面に白紙を見つければすかさずペンや鉛筆をはしらせているそうです。
もともとお兄ちゃんたちの影響を受けて、絵を描きはじめた巧都くん。
兄弟のなかでも一番熱中しているようで、「学校で一番楽しい授業は何?」と質問したところ「ずこうのじかんがいちばんおもしろいよ」と即答してくれました。
そんな巧都くんが、今年一枚の大作を描き上げました。
写真提供:「あかりの日」委員会
こちらは、お兄ちゃんたちと[第21回「あかりの日」全国小学生ポスターコンテスト]に応募した際の作品です。
[「あかりの日」全国小学生ポスターコンテスト]とは…
照明の持つ意義をあらためて確認し、正しい照明知識の普及と啓発推進の一環として開催されているポスターコンテスト。(一社)日本照明工業会、(一社)日本電気協会、(一社)照明学会が合同で立ち上げた「あかりの日」委員会が運営しており、10月21日の「明かりの日」に合わせ、毎年優れた作品を選び出して表彰している。
ちなみに10月21日は、アメリカのトーマス・エジソンが、世界で初めて実用的な電球を開発した日で、1981年に「明かりの日」委員会によって制定されました。
1138点の応募作品の中から、見事に巧都くん作品が最優秀賞を獲得!
「まさか息子の作品がこんな大きな賞をいただくなんて、最初は間違いじゃないかと思いました」とお母さん。
巧都くん自身も、「すごくうれしかったよ! いっぱいびっくりもした」。
写真提供:「あかりの日」委員会
写真提供:「あかりの日」委員会
それもそのはず、なんとこちらの作品10月1日~10月31日までの1カ月の間、ほかの入賞作品とともに東京スカイツリー内の『Beautiful NIPPON』コーナーに展示されたんです。
写真提供:「あかりの日」委員会
記念の式典にも招待されたという巧都くん。
その様子がこちら▼
「ひとがたくさんいてきんちょうしたけど、カッコよくかざってくれていて、みれてよかった」
「コロナの影響も考えて式典への出席について一時期悩んでいたのですが、ちょうど落ち着きをみせたタイミングになり、思い切って参加させてみました。大舞台で自分の描いた絵が評価されて、本人にとって良い経験になったのではないかと思います」とお母さん。
審査委員長の『東京藝術大学美術学部デザイン科・大学院美術研究科』山﨑 宣由 准教授によると、評価のポイントは明快な構図と描写。「自由で奔放ながら隅々までしっかりと彩色が施され、 また絵具の使い方にも多くの工夫があって、 とても楽しく見応えのあるポスター作品になったと思います。 パッとあかりがついた時の驚きの表情なのかな? 感情表現がとても素直に的確に描かれていて、 ポスターを見ているこっちも明るく楽しい気持ちになってきます。この紐を何度もひっぱって何度もカチカチやってみたいですね」。
ちなみに!
巧都くんにさらに解説してもらったところモデルは自分自身で、照明を付けて部屋がパッと明るくなった瞬間をイメージしたんだそうです。
気になる、その後! 学校や家ではどうしてる?
最優秀賞が決まり、県内のメディアにも取り上げられたことから、先生や友だちからたくさんの祝福の言葉をもらったそうです。
また、気になる次回作については、以前にも増して描き上げているそうで、機会があればコンテストにも応募できたらということでした。
もしかすると第2、第3の大作も生まれるかもしれませんね。
そして将来、巧都自身がどんな未来を進んでいくのかも気になるところ。
アーティストとして、世に羽ばたいたら、その時は再度取材させてくださぁぁ~い!