2022/09/06 09:00
しょうすけ
【街ネタ/二代目吉野川らーめん 透叶(とうか)徳島市住吉】創業当時からの超常連さんが、事業継承。愛するラーメンの味を守り続ける。
徳島市住吉で創業から21年、昔ながらの豚骨醤油スタイルの徳島ラーメンを提供してきた『吉野川』。昨年、閉店を決めていた店主の川端さんは、中学生の頃から足繁く通ってくれる常連である関口さんに「誰か後をやってくれへんだろうかと」と話したのだとか。それを聞いた関口さんは「ここでしかラーメンを食べないのに、ここがなくなったら困る!」と愛するラーメンの味を引き継ぐことを決めたそう。店名の”透叶”は、関口さんの3歳になる娘さんから命名。子育てと同じように『吉野川』の味をこれからも育てていこうという現れだ。
そこから約半年、関口さんは自身のお母さんを店長にスタッフも揃え、店舗改装とともに先代の川端さんからスープ作りなどを指導してもらって8月11日にオープンする運びに。豚骨の風味に香りの高い醤油ダレをあわせたスープに、よく絡むこだわりの麺からなる基本の[吉野川らーめん](650円)をはじめ、豚バラトッピングの[吉野川肉入りらーめん](800円)、焼豚トッピングの[吉野川焼豚らーめん](900円)と馴染みのあるメニューに、豚バラ・焼豚・ニンニク・生卵・ネギ・モヤシとフルトッピングの[透叶スペシャル](1,000円・大盛のみ・ニンニク抜きも可)、醤油味が染み込んだ豚バラをのせた[豚バラ丼](400円)が新たに加わった。また隠れ人気1位とも言える[焼飯](600円)が、プラス300円で[半焼飯セット]として各種らーめんに追加が可能になっている。
▲[透叶スペシャル]は、店長さん曰く「透叶のすべてが味わえる最高峰の1杯です」。
がっつり食べたい人にはオススメの[透叶スペシャル]は、食べ始めから混ぜ合わせて食べても良し、まずはスープと麺を味わいつつ、徐々に生卵と麺を絡めて食べたりといろんな味わい方を楽しんでみて欲しい。
▲新たなスタートを切った『透叶』を切り盛りするのはオーナーのお母さん(右)。
▲駐車場もグーンと広く、第2駐車場も完備。土・日曜は駐車台数も増えるよ。
二代目吉野川らーめん 透叶(とうか)
- 住所/ 徳島市住吉 5-8-39
- 電話/088-622-8808
- 営業時間/11:00~14:00ラストオーダー、16:30~21:00(20:30ラストオーダー)
- 定休日/不定休
- 駐車場/7台(土・日曜は11台)