2021/06/05 09:00
のんの
【2021.4月OPEN】/山神果樹薬草園(やまがみかじゅやくそうえん)未来に向けた再生と循環を目指す 素材作りからこだわったスキンケアブランド
「あれこれ加えるのではなく、必要なものだけを配合する」がコンセプトの[Mマークシリーズ]を手掛ける『松山油脂』が昨年、佐那河内村に農園と工場を併設した『山神果樹薬草園』をオープンさせた。
担い手不足や、規格外で出荷できないなどの理由で活用されてない柚子を精油や飲料、食品に生まれ変わらせ、農家に還元する循環型農業で、里山を元気にすることを目指している。工場では柚子の外皮から、日本では稀有なペラトリーチェ方式で精油を抽出して、東京と山梨の自社工場に送り、ボディケア・ヘアケア製品に。ファクトリーショップではそれらをはじめ、果肉感のある柚子のストレート果汁やしぼった後の内皮や繊維質で作ったジャムなど、果実をあますことなく使い切った製品が購入できる。
右から[丸ごと皮削り国産柚子と伊予柑のジュース](690ml・1,242円)、[丸ごと皮削り国産柚子のしぼり酢](285ml・928円)、[国産柚子の全身用保湿水](270ml・1,100円)、[国産柚子のハンドソープ](270ml・935円)。
お肌を健やかに保つハンドクリームやソープバーなども。
ショップのある園内には柚子やレモンの苗木を植えていて、やがて実った果実で商品を作っていく。佐那河内村への地域貢献など、次世代に向けた役割も担う存在を目指しているそう。
松山油脂 山神果樹薬草園(やまがみかじゅやくそうえん)
- 住所/ 名東郡佐那河内村下字山神 43-2
- 電話/088-679-2277
- 営業時間/10:00~16:00
- 定休日/日、祝日
- 駐車場/あり