2021/06/04 09:00
のんの
【2021.5月OPEN】/MORI NO GOHAN(徳島市)建物も内装も、そして一品も…。随所に細やかなこだわりが散りばめられ、それでいて肩肘張らずに楽しめるフレンチレストラン
徳島市役所近く。
新町川沿いの「こども公園」の前に、、、
むむむ!なんだこの思わず立ち止まって見てしまうようなオシャレな建物は!!!???
美容室?ブティック?雑貨屋さん?
いいえ、どれも違います。
実はここ、新しくできたフレンチレストランなんです!!!
「フレンチレストラン」と聞くと身構えてしまう人もいるかもしれませんが、、まずはお店の名前を見てください。
店名は「MORI NO GOHAN(モリ ノ ゴハン)」さん。
どうですか?なんだかちょっと親近感がわいてきませんか?
扉を開くと。。。
高い天井と、奥行きのある特徴的な空間が広がります。
実はこちらのお店の建築を手掛けたのは『CALL SPACE DESIGN』の野田雅之さんと『Wrap Architects Office』の今瀬健太さん。
二人の建築士さんのコラボが実を結んだ建物なんです!
建物の話はこの後も触れるとして、気になる料理をご紹介しましょう。
ランチとディナーともに月替りの1コースのみ。
今回は5月のランチコースをお届けします。
おしゃれなカトラリー。。。食事がはじまる前から一気に非日常の世界へといざなってくれます。
まずはアミューズから。
「サーモンコンフィ 昆布の水球」。
美しいガラスのスプーンには、小さなサーモンと水球!!!
もう、、なんていうか、、アートですよね。。
前菜の「パテメゾン カンバーランドソース」。
料理とともにいただくパンは自家製酵母パン。
ポタージュは「新じゃがいも 春野菜」。
これまではスタイリッシュなお皿でしたが、ここにきてぬくもりのある木の器に。
「温かくほっとするお料理なので、あえてこの器を選んでいます」。
3種類から選べるメイン。
このときは「アグー豚のグリル バジルソース」。
すっきりとしていながら優しい手触りのお皿は、田村陶芸さんの大谷焼。
フレンチではソースをアートのように盛り付けることが多いそうですが、このお皿を使えばソースが流れず、思い通りの一皿が生み出せるそうです。素敵!
デザートも3種類から選べます。
こちらは「リュバーブと柑橘のタルト」。
最後はコーヒーか紅茶でほっと一息。
一品ずつ丁寧にサーブされるコースは、なんでもない普段の日を特別に、特別な日をもっとスペシャルに変えてくれるはず!
ふと入り口に目をやれば、公園の緑が飛び込んできます。
徳島のど真ん中にいながら、避暑地のような、、海外のような、、、
旅行に気軽に出かけられない今だから、こんなかたちでのトリップ体験は本当にうれしい!
こちらのお店を立ち上げたオーナーシェフの森さん(忙しくしているところを遠目から撮影させてもらいました、すいません。。)
オシャレな佇まいから都会のご出身と思いきや、なんと徳島ご出身!
高校卒業後、東京の料理専門学校で学び、都内のレストランなどで腕を磨いたのちに、地元である徳島で念願のお店をオープンすることになったそうです。
「フレンチと聞くと緊張してしまう方もいらっしゃるかもしれませんが、もっと気軽に気楽に楽しんでいただけるような店名や空間にしました」と森さん。
普段使いできる、行きつけにできるフレンチがあるって素敵じゃないですか?
そのひとつに、ここ「MORI NO GOHAN」がなってくれますよ!
MORI NO GOHAN (モリ ノ ゴハン)
- 住所/ 徳島市南内町 1-58-1
- 電話/088-661-6633
- 営業時間/11:00~15:00(13:30ラストオーダー)、金・土曜のみ18:00~21:30(19:30ラストオーダー)
- 定休日/日、祝日 その他休業日/不定休あり
- 駐車場/なし