2017/10/11 18:29
あわわ編集部
マラソン遍路の旅[徳島編]安楽寺~熊谷寺
皆さん、こんにちは。
営業制作部の仁木です。
僕のマラソンお遍路日記もお陰様で3回目。
社内では『本当は車で周っているのでは疑惑』が
ささやかれていますが、
休日を利用して本当に着々と周っております!
今回のスタートは
六番札所の『安楽寺』(あんらくじ)。
住所:板野郡上板町引野字寺ノ西北8
電話番号:088-694-2046
入り口では迫力ある金剛力士像が出迎えてくれます。
うーん、なんとも力強いこの表情!このポーズ!
この金剛力士像、この安楽寺に限らず
どのお寺に行っても鋭い表情で門の左右に立っています。
まさにお寺を守る門番の役割です。
お寺の門をくぐる時には
マナーとして必ず門の前で一礼します。
そして帰るときも門の前で一礼。
それだけ、やはり神聖な場所ということですね。
あと、こちらの安楽寺には宿坊(お遍路さんの宿泊施設)があり
天然温泉も楽しめるようです。
次に向かったのは
7番札所の『十楽寺』(じゅうらくじ)。
住所:阿波市土成町高尾法教田58
電話番号:088-695-2150
こちらのお寺には、縁結びや夫婦愛和に
ご利益があるとされる愛染明王(あいぜんみょうおう)が祀られています。
恋人同士のデートでお参りにいくのはもちろん、
「愛染」=「藍に染める」という言葉から、
染め物屋やアパレル関係者からの信仰もある神様のようです。
藍染めの神様だなんて、なんとも徳島らしいですね。
そうそう、この十楽寺に向かう途中、
なんと!御接待を受けましたよ!
御接待とはお遍路さんに対して、
道すがらに偶然であった人から
お茶やお菓子や果物など無償の『援助』いただくことですが
苦難の道を歩むお遍路さんは弘法大師の化身とも解釈されるため、
弘法大師様へのお布施として差し出すという意味づけもあるみたいです。
僕がいただいたのは、
マラソンで疲れた身体に嬉しいこんなお菓子。
初めての御接待で僕自身どうしていいかわからず、
ただただお礼を言って何故か握手をさせていただき
ありがたくお菓子をいただきましたが、
本当の作法としては、
合掌して
「南無大師遍照金剛」(なむだいしへんじょうこんごう)と
3回唱え、自分の納札を1枚差し上げるのが正しいです。
そして次に向かったのは
八番札所の『熊谷寺』(くまたにじ)。
住所:阿波市土成町土成前田185
電話番号:088-695-2065
いやー、この十楽寺から熊谷寺までがけっこう距離があり大変でした。
走った距離は4km。
途中、なんとも絶妙な長い上り坂があってすごく疲れました。
そしてやっとの事で到着。
こちらには、内部に大日如来像や如来像を安置している、
建立された多宝塔(たほうとう)があります。
なんとこの多宝塔、安永3年(1774)の建立されたものらしく
なんとも荘厳なたたずまいなんです。
まさにすごいの一言。
これからの季節、暑さもなくお遍路に適した季節になっていきます。
運動の秋!皆さんもぜひウォーキングをかねてお遍路を楽しんでみてくださいね。
では。