2021/10/16 18:23
しょうすけ
【街ネタ】TORISHIO soup labo(スープラボ)/プラストッピング、追いメシで斬新な変貌を遂げるコク旨鶏塩ラーメン。【鳴門市撫養町】
徳島のラーメン界にまた一つ、斬新かつ、旨いラーメンが誕生。オーナーの山崎さんは、約10年前から自分で食べるラーメン用に自宅で鶏ガラスープ作りをしていた。そのノウハウで勤務先の居酒屋のまかないでも、ラーメンを作ることがあったそうだ。山﨑さん曰く「その頃は塩だったり、醤油だったり、いろいろ作ってたんですけどね」。今回の開業にあたり、吉野川市で飼育されている"阿波どり"の鶏ガラ、鳴門の海水から精製された"鳴門の塩"と地元食材にもこだわった鶏塩ラーメンを選択。
▲[TORISHIOラーメン・ふつう](750円)。スープの旨さも格別だが、超柔らかな鶏チャーシューも抜群。
▲ほどよい濃度で細ストレート麺にスープがよく絡む。後味が良く、しつこさがない。
味の決め手となるスープ作りは、まず鶏ガラだけを水から炊いて寝かす。次に野菜だけを炊いて寝かす。この2種類のベースに玉ねぎスライスをあわせて炊くという、一般的なスープ作りと比べて時間も工程も2倍以上手間暇がかかっているのだ。「最後の玉ねぎスライスを加えて炊く時は、玉ねぎの水分だけで仕上げるんですよ。これで甘みが加わるんです」と山﨑さん。また基本のスープに昆布だしをプラスして[TORISHIOラーメン・あっさり](650円)、自家製野菜ペーストによって甘みと濃度を加えた[TORISHIOラーメン・ポタージュ](850円)と同じスープを使いながらも味わいが違うラーメンを生み出している。創意工夫はスープだけではない!
バター、粉チーズ、トリュフオイル、塩こんぶメシ、粉チーズメシ、バターメシ、トリュフオイルメシとラーメンのトッピングとしてはかなり斬新なラインアップだ。「粉チーズはリゾット的になりますし、トリュフオイルは香りが抜群にいいですよ」と山﨑さん。単独追加だけでなく、いろいろアレンジしてみて自分好みの味を探求するのも楽しそう。1杯で2度3度と変化を遂げる鶏塩ラーメン、アナタならどんな組み合わせで食べますか?
▲店内はソファ席と椅子席の組み合わせ。
▲子ども連れにはオモチャのプレゼント。子ども用椅子も用意されている。
▲新聞や雑誌はないが、絵本はいっぱい。
TORISHIO soup labo(スープラボ)
- 住所/徳島県 鳴門市撫養町 林崎字北殿町139-6
- 電話/088-676-4465
- 営業時間/11:00~15:00(14:30ラストオーダー)、17:30~21:00(20:30ラストオーダー)※土・日曜・祝日は昼のみ営業
- 定休日/水 その他休業日/第1木曜
- 駐車場/8台