9月には販売カーのデビューも控えており、車に冷蔵ケースをのっけてカットケーキやプリン、焼菓子などを販売する予定。
9月18日(日)の『キラパン2周年記念マルシェ』にてお目見えするそうなので、お楽しみに!
オーナーパティシエの鳩谷さんは、5年ほど前に「田舎でゆっくり暮らしたいな」と地元である香川県高松市から池田町へ移住。
高校卒業後、パティシエの世界へ進んだが、その経歴は実に多彩。あふれるアイディアと行動力は起業家として会社の代表を務めたほどで、池田町に移り住んだときに「市内にケーキ屋さんがない」という声を耳にして、パティシエの経験と、日本中食べ歩いてインプットしてきたものをここで活かしていこうと空き家を自ら改装したキッチンアトリエで、ホールケーキ専門店をスタートさせた。
販売は予約とインターネット通販が中心。
ティラミス、モンブラン、ベイクドチーズケーキといった15種類ほどのホールケーキを取り扱うほか、オリジナルの完全オーダーケーキを制作している。
取材時は「ぶどうが大好きな子どものためのケーキ」を制作中。
岡山県産のピオーネを中にも外にもたっぷりと。
ありそうでない、ぶどうの生クリームケーキに。
生クリームは脂肪分が異なる種類をブレンドして使用。
ゆっくりと泡立てることで時間が経ってもおいしい生クリームになるのだとか。
仕上げにレモンタイムを飾って、彩りと香りをプラス。
デザインの秀逸な美しさも『パール洋菓子店』の魅力のひとつ。
フルーツは農家さんを直接訪ねてフルーツへの思いや生産方法などを知ったうえで使用するこだわりよう。
「生産者さんを知ることで、そのフルーツの良さを最大限に引き出すことができるから」という。
写真の[国産ブルーベリーとレモングラサージュのタルト](15センチ・4,200円、18センチ・4,980円)には阿波市の『AWA Blueberry ファーム』のブルーベリーがぎっしり。
甘みが強いブルーベリーだから、アイシングには酸味を効かせて爽やかな甘酸っぱさを引き立たせている。
人気の[レモンタルト ~紅茶のイタリアンメレンゲ仕立て~](18センチ・3,500円)。心躍るビジュアルの焼きメレンゲにはアールグレイの味付けを施して、食べるレモンティーのような味わいに。
改良を重ねて時間が経ってもへたらずこんもりとした形状が保てるメレンゲを開発するなど、進化を続けているそう。
「伝統を大切にしながら新しいものを取り入れて、一期一会のケーキを作っていきたいです」と鳩谷さん。
ホールケーキのオーダーはインスタグラムのDMから受付。
発送(冷凍便)または箸蔵とことんで受け取ることができる。
現在は2022年9月以降の予約が可能。早めのオーダーがおすすめ。オーダーケーキは15センチ・5,000円~。
またプリンの詰め合わせ[Lovin’Pudding]を月に2回程度オンラインで販売。
こちらは販売から15分程度で完売しているそうなので、販売日をインスタグラムでチェック&カートの前でスタンバイ必須だ。
イラストはイメージ。こんな感じのかわいい車だった。
9月には販売カーのデビューも控えており、車に冷蔵ケースをのっけてカットケーキやプリン、焼菓子などを販売する予定。
9月18日(日)の『キラパン2周年記念マルシェ』にてお目見えするそうなので、お楽しみに!