2022/06/16 13:22
しばやん
【TOPICS】Berry.モモンガ(阿南市羽ノ浦町)徳島唯一のモモンガブリーダー、フクロモモンガをペットに迎える魅力とは!?
家で過ごす時間が増えたことで、高まるペットブーム。
犬や猫、小鳥、うさぎ、熱帯魚に爬虫類などなど、「動物と一緒に暮らしてみたい!」と考えている人も多いのではないでしょうか。
そんななか、徳島に「フクロモモンガ」のブリーダーさんがいると聞いて、早速会いに行ってきたよ。
2019年よりフクロモモンガのブリードを行っている加藤さん。
お子さんと「モモンガを飼ってみたい」と話していたことをきっかけに、フクロモモンガと出会い、県外のモモンガブリーダーさんを訪問。そのときに見た赤ちゃんたちの小さくてかわいい姿に心を鷲掴みにされて、そのかわいさが忘れられなかったという。
フクロモモンガのかわいさをたくさんの人に知ってほしい!
徳島でフクロモモンガの輪を広げたい!
と、モモンガを販売するだけでなく、その後のケアやサポートにも注力したブリーダー事業をスタートし、今年で3年になる。
フクロモモンガのベイビーズ。
モモンガを家族に迎えられるのはお母さんの袋から出たあと(脱嚢/だつのう と言う)、約2カ月外の世界で過ごし、離乳が完了してからなので、この小さな赤ちゃん期を見られるのはブリーダーだけの特権!
生まれてすぐは米粒くらいのサイズで、赤ちゃんが自分で這い上がってお母さんのお腹の袋の中に入り、そこから60~70日かけて大きくなっていく。
この子たちは脱嚢から2週間~1ヶ月くらい。
加藤さん曰く「モモンガは絆を大切にする動物。人の声を覚えてよく懐き、名前を呼べば反応してくれます。信頼関係ができればお散歩に連れて行くこともできますよ」。
プクプク(幸せ)、シコシコ(さみしい)、チチチチ(やめて)など鳴き声で感情を伝えてくれたり、手先が器用でブドウやトマトの皮をむいて食べたり、かわいい姿が心を癒してくれる。
夜行性ではあるけれど、ずっと寝ているわけではなく夕方や早朝に活発に動くので触れ合いができるのも魅力。
ジャンプしたり、腕の下にムササビみたいな膜があり、数メートル飛行もできる。
大切に育てれば10~15年生きられるというフクロモモンガ。
食べ物ひとつで寿命が変わるからと15,6種類の野菜やフルーツにたんぱく源を合わせた手づくりの冷凍フードの販売も行っている。
冷凍フードは加藤さんが配達を行っており、配達時には爪切り(フード購入の場合は無料)のサービスも。またモモンガのことで困ったことがあればLINEで随時相談に応じてくれる。ペットとしては珍しい存在であるがゆえに、困ったときに相談できる場所があるのは心強い!
おやつを食べるおかあさん。
我が子が気になるおかあさん。
我が子を背負ったおかあさん。親子のつながりも強い。
カラーがいろいろあるのも特徴的。スタンダードなカラーがノーマル。販売価格はノーマルの子が1万8000円程度~珍しい「クリミノ」と呼ばれるカラーだと15万円越えまで幅広い。
こちらはノーマル&ホワイトフェイスと呼ばれるカラー。
プラチナ、リューシ、モザイクと体毛や表面の模様によってさまざまなカラーがある。
尻尾がツインカラーになっている子も。
家族募集中のモモンガはSNSやホームページで公開されているほか、気になる子がいれば実際に見に行くこともできる(モモンガのストレスになるので触れ合い目的での訪問はNG)。
モモンガのペットホテルも受付中!
ちなみに加藤さんはトイプードルのブリーダーでもある。
「好きすぎてトリミングの資格も取得しました!」と動物たちへの愛が深い。
Berry.モモンガ
- 住所/ 阿南市羽ノ浦町
- 電話/070-3792-0711
- 営業時間/完全予約制
- 定休日/詳細は問い合わせ
- 駐車場/ 1台