2021/02/02 09:00
のんの
【2020年12月OPEN】藍住町「日本料理 季季(きき)」日本料理をもっと身近に、もっと楽しく!食のエンタテインメント空間へようこそ
徳島県内の“今”を感じるニュー&リニューアルオープンの新店や出来事&人系の街ネタトピックスを紹介する『みっけ』。取材したてホヤホヤの最新情報をお届けします。毎月25日発行のあわわfreeとあわせてチェック!
藍住町の住宅街。暗がりに灯りに照らされた暖簾がかかる。
ここは一体?
ここは古民家を改装して誕生した日本料理のお店です。
オーナーは、専門学校卒業後に京都『瓢亭』、京都『枝魯枝魯』と名店で腕を磨いてきた若き料理人・梅津克季さん。
30歳までに自分の店を持ちたいという熱い思いを胸に、古民家を改装して日本料理『季季』をオープンした。
こちらで提供しているのは、月替りの会席1コースのみ。
開始時間は19時からで、席や人数に関係なく一斉に食事がスタートする。
そう聞くとハードルが高い店かと思うのは早合点。
梅津さんの写真からもわかる通り、堅苦しさはなくどちらかというとアットホームな雰囲気。
年齢を問わず、お店を訪れたお客さんとの会話を大切にしていて、料理のことや世間で流行っていることまで、どんなことでも気軽に話してほしいという思いで板場に立っているそうです。
カウンターは梅津さんのステージ。
ライブ感たっぷりに料理ができあがる様子を見ながら会話を楽しめます。
(現在はパーテーションをつけているそうです)
料理はもちろん日本料理。
しかし、従来の日本料理とはわけが違います。
1月のコース料理の一部を紹介しましょう。
ローズマリーをまとわせて焼いた鰤にブロッコリーをあわせ、ソースは白味噌ベース。
鯛の塩焼きにみかん土佐酢・黄身酢をあわせた酢物。
細かい内容については「食べてもらいたい!」ということしか言えませんが、先付からデザートに至るまで、見た目も味も、プレゼンテーションすべてが日本料理でありながら日本料理ではない、とでも言うべきか…。
使う素材や組み合わせにおいて、日本料理の枠にいい意味ではまらず、驚きをもたらしてくれます。
すべて、梅津さんの経験や柔軟な発想から生まれるもので、その月のコースが終わればお目にかかれないものばかり。
一品ごとに一期一会の出会いが盛り込まれているのです。
五感すべてで四季の移ろいを感じられるひととき。
日本人に生まれてよかったと思えるような至福の味わいです。
落ち着きはあるけれど、肩肘張らず。小さな子ども連れの家族でも安心して楽しめるお店です。
お二人様から4名、8名までのテーブル席の個室も完備。
大事な集まりにもどうぞ。
3月から完全予約制ランチもスタート。3/22(月)、23(火)、29(月)の12時から一斉に開始。3,000円(7品)と4,000円(9品)のコースから選んで(すべて税抜)!
また、年末年始におでんや手軽な一品を出す「おでんや季季」をやったように、テーマを設けたイベントを実施したいと梅津さん。
GWあたりに開催されるかも。。
詳しくはお店のSNSのをチェックしてほしい!!!
日本料理 季季(きき)
- 住所/ 板野郡藍住町東中富長江傍示 4-6
- 電話/090-8197-0976
- 営業時間/ 19:00~(完全予約制)
- 定休日/水
- 駐車場/5台