2017/07/11 08:00
あわわ編集部
徳島の海で漁師になりたくて @椿泊漁港
6月下旬 まだ空がほの暗い夜明け前から支度をし、
ゴリ男は海を、椿泊漁港を目指していた。(今回はマジメな顔をしております。)

海のオトコにゃよぉ~♬
(まぶた腫れまくってますが、ちゃんと起きてます!)
そう、本日の目的は
“とくしま漁業アカデミー”に密着取材!
説明しよう!
徳島漁業アカデミーとは
徳島で漁業に携わる人材の育成、就業をサポートする
徳島県庁水産振興課によるプログラムだ!
これからの徳島の漁業を背負って立つ人々の
活動をガッツリ記録に収めるため、
ゴリ男も漁船に乗せてもらえることになったんです!
間近で漁師さんの仕事が見られるなんて!
これは張り切ってレポートせねば!
サブちゃんの名曲を歌いながらクルマを走らすこと30分、
無事に椿泊漁港に到着!
すぐさまライフジャケットを着て、いざ、出港!

天候はあいにくの雨。小ぶりだから、まあ大丈夫だろう・・と思いきや!
漁場に着く頃には土砂降りの雨!
顔面に容赦なく繰り出される
雨粒パンチの威力たるや!

お家帰りたい・・・・
しかしそんな土砂降りの雨を物ともせず、
船長をはじめ、アカデミー生の網を引く手は止まらない!

カッコええーーーーーー!!!!!
む!大漁か?! と思いきや
船長「ココはクラゲばっかりや!」
覗き込むと、たしかに定置網の中がクラゲで白くなっとる!
引き上げた定置網からクラゲを出し、仕掛け直すと、早々に次のポイントへ!!
その間にも船長は
網を仕掛ける場所の特徴や
地域によって違う漁のスタイルなど細かく
アカデミー生にレクチャー。
そうこうしてる間に2つ目のポイントに到着!
お! ここはクラゲの数が少ないぞ。
船長「こっちは(クラゲ)おらんと思ったんよ」
船長とアカデミー生たちの
網を引き上げる手にも俄然、力が入ります!

船長の「ほな帰ろか!」の合図で再び港へ!
荷降ろし場につくと、さっそく仕分けが始まった。


うわ~大漁じゃ!
アカデミー生にとってはこの仕分けも学びの場!
魚種や品質の選別を、己のカラダに覚え込ませるのだ。


アカデミー生
「お盆までは、いろいろな漁の漁船に乗せてもらったり、講義をうけたりします!」
聞けば、漁の方法によって、早朝出港し、昼に戻ってきたり、
真夜中に港をでて早朝に帰ってきたりと、ハードな日もあるそうだが、
貴重な体験ができていることから、語る表情は終始笑顔だった。
こうして、いろいろな漁の方法を体験した後、
アカデミー生が興味ある漁を行なう船に専属で着任し、
そこからさらに深い知識と経験を積んでいく。
そして1年のカリキュラムを終えたとき、自らの漁業活動へと進んでいくのである。
*****
これが、僕が収めた“とくしま漁業アカデミー”の一部である。
撮影協力いただいた漁業アカデミーのみなさん
漁船に乗せていただき、カッパまで貸してくださった船長
ライフジャケットを貸してくださった、営業部のにきさん(阿南在住)


ありがとうございました!
では
徳島県水産振興課振興流通担当 |