2020/11/02 11:49
のんの
【徳島県在住の人は無料】流行注意報発令中! 風しんの抗体検査を受けよう
どうも、のんのです。
テレビや新聞でも、目にしたことも多いと思います。
関東を中心に「風しん患者」が増加しているようです!
あちこちでも「抗体検査を受けましょう」「ワクチン接種を!」と言われておりますが、そもそもなんで風しんの予防が必要なのか?について、今一度お伝えします!
風しんはそもそもどんな病気か?
感染すると主には発疹、発熱、リンパ節の腫れなどが起こります。
やっかいなのが、風邪と症状が似ているということ。
「あー、これは風邪だな」と自己判断して、感染したことに気づかないこともあるんだそうです。
風しんの症状が出る1週間前後は、周りの人にうつす可能性があるそうです。
これまたやっかいなのが、風しんの感染力はインフルエンザよりも強いんです!
じゃあ、そもそもなぜ風しんの予防について、ここまで注意を喚起しているのか?
それは、妊婦さんが感染すると赤ちゃんが「先天性風しん症候群」になる危険性があるからです。
妊娠初期、特に妊娠20週ごろまでの女性が風しんにかかると、母体を通じて胎児がウイルスに感染し、生まれてくる赤ちゃんの耳や心臓、目に障がいが出る恐れがあります。
ほな、妊婦さんがうつらないように気をつけたらいいだけじゃないの?と思う人もいるでしょう。
実は風しんの感染は、30~50代の男性に広がっています。
平成24~25年度にも風しんが流行しましたが、職場や通勤時の感染が疑われる患者さんが多く見られたそうです。
さらに、30~40代の成人男性の約16%に風しんの免疫がないことがわかっています。
つまり、働き盛りの男性は、自覚がなくても知らないうちに近くにいる妊婦さんに風しんをうつしてしまっているという恐ろしいことが起こりうるんです!
男性男性と言いましたが、もちろん、女性でも抗体がなければ感染する可能性は大。
妊娠してしまうと、ワクチン接種はできないので、現在妊活中とか、結婚して妊娠の可能性がある女性も注意が必要です。
「風しん予防のために、なにをすればいいの?」
いーい質問ですね!
あわわの池上ことのんのがお答えしましょう。
まずは抗体検査を受けましょう。
抗体検査とは、免疫の状態を調べるための血液検査です。
まずは自分の風しんの免疫があるかどうかを調べることが大切なわけですね。
徳島県では、県内に居住する妊娠を希望する女性やある期間に産まれた男性を対象に風しん抗体検査が無料で受けられます!
もし免疫がないとわかった場合は、すみやかにワクチン接種を受けましょうね。
(ワクチン接種については7,000~1万円程度かかります)
この抗体検査、どんなことをするのか、どれくらい時間がかかるのかについて調べてきました!
抗体検査は県内6ヶ所の保健所、410ヶ所の協力医療機関で受けられます。
※保健所での抗体検査は事前予約が必要です
まずは保健所・病院で、問診票を記入します。
過去に風しんにかかったことがあるかなどを簡単に書き込めばOK。
待つ間に、風しん予防についてのパンフレットを読んでおきましょう。
そして採血!
健康診断などで受ける採血と同じくらいのものです。
あとは結果を待つだけ!
採血するだけなので、本当にあっという間に終わります。
だいたい数週間で結果が出ます。
結果は郵送してもらうか、保健所・病院へ行って受け取ります。
抗体があるかないかの説明はもちろん、風しんについての話を聞けます。
抗体のありなしにはレベルがあって
8倍未満だと、ワクチンを2回接種する必要があります。
16倍以下だと、陰性ではないですが、ワクチンを1回接種する必要があります。
32倍以上だと、抗体あり。風しんにかかる心配はありません。
働く人にとって、抗体検査、ワクチン接種と2回くらい病院に行くのは、なかなかハードルが高いと思います。
でも、19時以降でも診療が受けられる病院・土曜も受けられる病院もあります。
なにより、近くに妊娠を希望する女性がいたりする職場で働いている人にとっては、こういった抗体検査やワクチン接種は、ある意味ビジネスマンとしてのマナーじゃないかな?と思います。
妊娠した人が安心して過ごせる環境を作るためにも、まずは無料の抗体検査を受けましょう!!!
ワシも受けます!もちのろん!
ではまた!