2022/10/25 18:00
あわわ編集部
【インタビュー・街ネタ】演歌歌手の社長があの人とコラボし、2枚目のCDをリリース
徳島市に本社を置く『エクセレントケアシステム』。
感動と喜びを届け、社会を幸せにすることを目標に掲げ、老人ホームやグループホームなどの介護施設を運営しています。
徳島だけでなく、関西・関東にも規模を広げており、今注目されている県内企業のひとつです。
そんな話題の企業で代表を務めるのが大川一則さん。
実は社長としての顔以外に、もう一つの顔があります。
なんと、現役のプロの演歌歌手なのです!
元々歌うことが大好きで、若かりし頃はカラオケ大会にも頻繁に出場していたという大川さん。
当時の上司がのど自慢番組の四国チャンピオンだったこともあり、趣味の延長で歌のレッスンを受けていたそう。
「発声練習はもちろん、歌詞ではなく楽譜に合わせて歌う練習であったり、コブシやビブラートのきかせかたであったり、たくさんのことを学びました」。
横隔膜を使った発声方法の練習は、まるでアスリートのトレーニングのようで、熱量の高さが伺えます。
そんななか2015年に合格率数パーセントといわれる『クラウンレコード』のオーディションに合格。
1stシングル『親父の漁場』でデビューしました。
こちらの楽曲は、東日本大震災で被災した漁師家族の想いを歌にしたもの。
「少しでも復興の力になればと思い、被災地にも足を運び街頭キャンペーンを行ったり、カラオケ倶楽部やスナックで歌ったりしました」。
こちらのCDは約1万8000枚を売り上げ、オリコンの演歌・歌謡曲部門でも見事チャートイン!
カラオケ専門誌で表紙を飾るほどの話題になりました。
そんな、大川社長が数年ぶりに2枚目のCDをリリース。
しかも、今回はあの社長とのコラボが実現!
どのような経緯で、リリースにいたったのか詳しく話を聞きました。
カラオケ番組がきっかけで、アパホテルの元谷社長とコラボ!
大川社長と今回デュエットすることになったのは、何を隠そう華やかな帽子がトレードマークの『アパホテル』の元谷社長!
実は大川社長と元谷社長は、『サンテレビ』で人気の番組『生×カラ!TV』で共演中。
こちらは視聴者参加型のカラオケ番組になっていて、2人は審査員を務めています。
元谷社長は以前にもオリジナル曲をリリースしていて、そこに大川さんが目をつけデュエットの話を持ち掛けたのがきっかけ。
「CDデビューからほどなく新型コロナウイルスが蔓延。営業活動ができなくなり、楽曲のリリースも難しくなりました。しかし、歌を愛する人は変わりなくいらっしゃるわけなので、これまで想いを温めていたんです。そんななか経営者としても尊敬する元谷社長と知り合い、来るべき日がきたあかつきにはお誘いしようと。そしてコラボすることができました」
デュエット曲『銀座の恋人』は、昭和の雰囲気が漂うムード歌謡。
銀座の華やかな情景描写のなかで、恋人との別れが男女の視点で綴られています。
また、カップリング曲として元谷社長の『能登の夜叉』、大川社長の『バラードは雨の日に』、『銀座の恋人』のカラオケ版も収録されているそうです。
取材時も見事な美声を披露してくれた大川社長。
新型コロナウイルスの感染が落ち着いたら、キャンペーンも再開できればと意気込んでいました。
『銀座の恋人』はカラオケDAMで配信されているほか、CDは『平惣』や『フクタレコード』など、全国のCD販売店で取り扱い中。
1枚1,350円です。
これからもプロ演歌歌手社長の活躍から目が離せません!