【2023.1月OPEN】POST GARDEN（ポストガーデン／佐那河内村）肩の力を抜いてほっとひと休み、親子で心地よく過ごせるカフェ

郵便局として村の人たちから親しまれてきた場所が、みんなの憩いの場へと生まれ変わった。

『POST GARDEN』は「子育てをラクに楽しむ場所」

旧佐那河内郵便局を改装してオープンした『POST GARDEN』。開放的な空間、ゆったりと配置された客席、広いキッズスペース、遊べるガーデン、心地よい距離感の接客。誰もが肩の荷をおろしてひと息つけるカフェであり、子育て中のママやパパが小さな子どもを連れて安心して足を運べる場所である。

中央が店主のひらかわひろこさん。スタッフさんも全員子育て中のお母さん。

「子育ては楽しいもの。でも頑張りすぎてしんどくなってしまうこともあります。充分頑張っているお母さんたちに肩の力を抜いて居心地よく過ごしてもらう場所を作りたいと思いました」とひらかわさん。自身も3人の子どもを育てるお母さんで、「自然の中で子育てをしたい！」と2015年に佐那河内村に移住。自宅を開放した「森のようちえん」（自然環境を利用した幼児教育や子育て支援活動）など地域づくり活動を行う中で、日頃から感じていた「子育ての“場”が必要」という思いが強くなり、子育て中でも気兼ねなく安心して利用できるお店をオープンした。

片手で食べられるコッペパン

おやつコッペの［北海道小豆ときび砂糖の自家製あんこ×生クリーム］と［自家製マヨネーズの卵サンド］（各330円）。ブレンドコーヒーは450円。

カフェのメニューは子どもに食べさせながら食べやすいコッペパン。ハーフサイズのおやつコッペは伊予柑の手作りジャムや北海道よつ葉バター、野菜デリのサンドイッチなど7種類。ランチタイム（11:00～14:30）はランチコッペ［鶏肉のベトナム風サンドイッチ］（600円、内容は季節によって変動）が登場し、地元食材や極力添加物を抑えて丁寧に作られた具材を挟んだコッペパンを、コーヒーや季節のお茶、季節のジュースなどのドリンクとともにいただける。

キッズスペースは客席に沿うように設けられており、子どもが遊ぶ様子を見守りながら、ほっとひと息つける。

キッズスペースにある木のおもちゃ。

ベビーベッドも完備。「赤ちゃんがいても手ぶらで来られるように」とおむつ（Mサイズ）と粉ミルクはお店で購入可能。店内はゆっくりと優しい時間が流れ、日々の子育てでいっぱいいっぱいの気持ちを少し軽くしてくれるように、「充分頑張ってるよ」というメッセージを伝えてくれる。

店舗裏のガーデンには景観になじむすべり台や平均台を設置。ちょっと遊ばせたいときにもちょうどいい。

春には冷凍食品やレトルト食品など、子どもに食べさせても罪悪感の少ない添加物を抑えたお手軽食品の販売もスタート。普段は水・木・金と週3日の営業だけど、それ以外にもワークショップやイベント、間借りカフェとして別のお店の出店などもあり、楽しいことがいろいろ企画されている。

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