2023/02/22 09:00
しょうすけ
【2023年2月移転/至極の中華そば 道麺(どうめん)(徳島市南矢三町)】徳島駅前から南矢三へ! 移転をしつつ進化し続けてきたラーメン
2006年に沖浜からスタートし、富田町、徳島駅前と居を移してきた『道麺』が、徳島市南矢三に移転オープン!
創業以来、豚骨✕鶏ガラのWスープですっきり系スープが特徴だったが、その味わいはさらに洗練されて、素材の風味やコクはそのままに最後まで飲み干せるほどあっさり度は高くなっている。
店主の赤穂さんは「自分がおいしいと思うラーメン作りを続けているだけなんやけど、使っている素材の吟味とか割合は少しづつ変わってはいますね」。たまたま取材時に訪れていた富田町からの常連さんも「あっさりしたけど、おいしさはパワーアップした感じ」と話していた。
「豚骨や鶏ガラの品質の良さ、とことん下処理に時間をかけること、スープ作りの9割はそこで決まる」というご主人。18年来の精肉店との信頼関係、地道な下準備にこそスープのおいしさの秘密が隠されているのだ。
高校生も心配する良心的価格設定
[豚骨ラーメン][味噌ラーメン]ともにミニ・小・大とサイズが選べるのだが、小とは名ばかりで一般的なボリューム。トッピングのチャーシューは仕入れの状況で豚バラに変更される場合もあるが、十分な量が使用されている。「この前、部活帰り高校生が13人やってきて"大で850円って安くないですか?"って聞いてきたぐらいで。高校生にはライス無料とか考えてたんですけど、高校生はライス無料とか無くていいんでこの値段で続けてくれる方がいいですって」と赤穂さん。
グランドメニューには無いがラーメンとセットでいただきたい1日数量限定の[ミニチャーハン](350円)があるので、女性にはミニをチョイスできるようにボリュームを3段階にしてあるとのこと。
[豚骨ラーメン・小](750円)。豚骨・鶏ガラだけでなく野菜から出た自然な甘みに醤油ダレの香ばしさ、旨みを加える隠し味的な魚介系ダシと素材の持ち味が複雑に連鎖して生まれる一杯。
流行りに乗るのではなく、自らがおいしいと思うラーメン作りを続けて、進化を遂げてきた『道麺』の一杯。店舗前にはラーメン研究所なるのぼりがはためき、赤穂さんの名刺の肩書にはラーメン研究員という文字があった。おいしいラーメン作りを研究し続ける『道麺』のラーメンに今後も注目だ。
至極の中華そば 道麺(どうめん)
- 住所/ 徳島市南矢三町 2-3-7
- 電話/090-3460-6855
- 営業時間/11:00~15:00、17:00~22:00※売切次第終了
- 定休日/月 その他休業日/木曜17:00~22:00
- 駐車場/8台(店舗前1台、店舗南側7台)