2023/03/01 10:00
オータク
【2022年11月オープン/めん処 林商店(名西郡神山町)】出汁香るかけうどんと豊富なサイドメニューが楽しめる
神山町の梅の名所・阿川梅の里。
約30ヘクタールに1万6000本もの梅の木が植えられており、春には一面のピンク色と梅のいい香りが楽しめる。
そんな名所から車で10分のところに、新たなうどん店が開業した。
それが今回ご紹介する『めん処 林商店』だ。
保育士からうどん屋へ
出迎えてくれたのは店主の林さん。
結婚を機に神山町へ移り住み、町内の保育所で勤務したのち『めん処 林商店』を開業。
林さん曰く、保育士として勤務していたときからお店をやろうと考えていたそう。
「どんな方でも気軽に入れる、憩いの場になるようなお店をしたかったんです。うどんなら、1歳の子どもさんでも高齢者の方でも、誰でも食べられると思ったのでうどん屋に決めました」
店内は床や壁、テーブルにも木が使われており、訪れた人を温かい雰囲気で迎えてくれる。
注文はセルフ形式で、うどんを注文した後、自分でサイドメニューをお皿に取っていくスタイルだ。
コクのある出汁が特徴の手打ちうどん
[かけうどん(中)](300円)
現在うどんメニューはかけうどんのみ。
こちらのかけだしは、昆布、鰹節、雑節からとった出汁に、醤油とみりんを加えたシンプルなもの。しかし、材料のシンプルさからは想像できないスッキリながらも出汁のコクが強く感じられる味わいだ。
そんな味わい深いかけだしに入った麺は、機械は使わず手打ちで作られている。国産の小麦を使用した麺はツルッと食べられる滑らかな食感が特徴。
10年間ほど前にうどん店を営んでいた経験のある妹さんから教えてもらいつつ、自身でも動画などで勉強し、レシピを完成させた。
[かけうどん]のサイズは3種類。「誰でも気軽に来てくれるように」の想いからリーズナブルな価格になっている
選ぶのが楽しい20種類以上のサイドメニュー
[かけうどん]の美味しさと安さにも驚くが、サイドメニューの充実具合にはもっと驚かされる。
まず人気の[かきあげ]や[いんげん]などの天ぷらや、[唐揚げ][アジフライ]などの揚げ物だけで約15種類。
季節によって出てくる野菜が変わる。今だと[ふきのとう]があることも。
日替わりの小鉢に[だし巻き卵]、[ちらしずし]。
さらには[いなりずし]や[おにぎり]まで種類がとにかく豊富。
いろいろなサイドメニューを食べたいから、[かけうどん]はあえて小にする人もいるのだとか。
ベビーチェアも完備。子ども用フォークやコップ、小皿もあるので、子ども連れでも気軽に入りやすい
駐車場はお店の2軒となり。木の看板が目印
現在はかけうどんのみの販売だが、カレーうどんやカルボナーラうどん、冷うどんなど、新メニューも続々試作中とのこと。
木の温もりでほっとしたいときや、桜や梅などを神山町に見に来る際にはぜひ立ち寄ってみて。
めん処 林商店
- 住所/ 神山町 神領字西青井夫27-4
- 電話/090-7929-4998
- 営業時間/ 11:00〜14:00
備考/2023年3月より金・土のみ17:00〜19:00も営業
- 定休日/月、木
- 駐車場/5台