【街ネタ／はせ動物病院（板野郡北島町）】ワクチン接種で愛犬・愛猫を守る！ 　感染症予防の基本の基本

気温が上がって暖かくなってくるとノミやマダニの予防も重要ですが、ぜひワクチン接種も合わせて実施することで愛犬・愛猫を感染症から守ってあげましょう。犬・猫それぞれにワクチン接種で防げる伝染病・感染症があるのだ。そこで『はせ動物病院』の青木先生にワクチンについて伺ってきたよ。

ワクチン接種は飼い主の義務。大事なペットを感染症から守ろう！

「犬の場合は犬ジステンバー、犬パルボウイルス感染症、犬伝染性肝炎、犬アデノウイルス2型感染症（犬でん生成喉頭気管炎）、犬パラインフルエンザウイルス感染症、犬コロナウイルス感染症に対しての6種混合ワクチンがあります。どの感染症も重症化すると死に至るケースもある病気なんです」と青木先生。

「猫の場合は猫ウイルス性鼻気管炎、猫カリシウイルス感染症、猫汎白血球減少症、猫白血病ウイルス感染症、猫クラミジア感染症の5種混合ワクチンで予防が可能です。特に屋外を行き来する飼育をされていると地域猫との接触で感染することが考えられます。混合ワクチンに加えて進行すると数ヶ月で死亡にいたる免疫不全ウイルス感染症（猫エイズ）のワクチンもあわせて接種しておくと安心です」。

ワクチン接種に関しては、動物病院で相談を！

「このように人と同じように犬にも猫にも、危険な病気を引き起こすウィルスがいくつか存在し、その種類に応じた多価混合ワクチンを動物病院で接種することができます。ワクチン接種の際は具合の悪い日は避け、犬猫のストレスを極力減らせるよう当日の便などを持参して事前の健康状態をチェックしてもらってください」。

特に譲り受けた子犬や子猫、また保護した猫の場合は特にワクチン接種は必須。ワクチンの効力は徐々に弱まっていくので、年に1回程度のワクチン接種を心がけよう。ワクチン接種で困ったら定期健診の際に動物病院で相談してみよう！