【徳島ヴォルティス】今シーズン2度目のHOME戦！ 初勝利をかけて、杜の都の強豪を迎え撃つ

ようやく寒い冬も終わりがみえはじめ。今週末はポカポカ陽気がやってきそう。

そんななか穏やかな気分でいられないのは、我らが『徳島ヴォルティス』。

開幕から2節を消化したところで現在の勝ち点は1、そして明日3月4日（土）は強豪ベガルタ仙台との対戦が組まれている。

前節の振り返り

大分との開幕戦を勝利で飾ることができなかった徳島ヴォルティスは、スタメンを3人変更。

GKはスアレス
DFは左から外山、安部、カカ、田向
アンカーに初戦同様櫻井を配置し、センターハーフに柿谷と児玉
FW3枚は西谷、渡、西野となった。

外山は移籍後初のスタメン出場、開幕ゴールを決めるなど調子を上げてきた西野が予想どおりスタメンに名を連ねた。

対する甲府もスタメンをリフレッシュ。
特に左サイドはこれまでの試合で連続出場していた大卒コンビではなく、宮崎・小林の並びになった。
※これは余談だが、甲府の左SBの小林の名前は、岩魚と書いてイワナと読む。釣り好きの父が「どんな環境でも生きてほしい」と名付けられたそうだ。

そんななか試合が動いたのは前半のアディショナルタイム。

渡を狙った縦パスを事前の記事でも要注意選手としてあげていた甲府CBマンシャがカットし、そのまま速攻。

パスを受けたウタカがドリブルで駆け上がりスペースにボールを出す、するとボールは再びマンシャに渡り豪快にフィニッシュ。

マンシャのJリーグ初ゴールで甲府が先制する。

何とか反撃したい徳島ヴォルティスは、後半立ち上がりから果敢に攻める。

中盤で甲府からボールを奪いショートカウンターに移行。これはGKに防がれるもコーナーキックを獲得する。

するとショートコーナーのリスタートから新戦力の外山がクロス、甲府選手が弾いたボールにCBカカが反応しダイレクトで合わせるも、甲府の守備の網に再び阻まれる。しかし、こぼれたボールの先には好調の西野が待っていた。

叩きつけるボールでコースをかえる技ありの同点ゴール。早い段階でゲームを振り出しに戻す。

その後も甲府のカウンターをケアしつつ、ボールを相手陣内に運び逆転を狙う徳島ヴォルティス。しかし、後半35分頃から甲府の攻撃の強度が増しはじめ、守備に追われる展開に…。そのままホイッスルで1-1のドロー決着となった。

第3節はHOME　VS ベガルタ仙台

次回の対戦は、明日3月4日（土）14:00

HOMEのポカスタで、ベガルタ仙台と対戦する。

仙台は前節・栃木SCと対戦し、試合終了間際の得点で勝利。そのままの勢いで徳島にやってくる！

フォーメーションは昨シーズンの終盤から3-1-4-2が定着。中盤を厚くして数的有利を作る戦術で、落ち着いたボール運びでゲームを支配することができる。また守備時にはセンタハーフが下がってファイブバックを形成。その状態でも前線に2枚のFWが残るので、ボールを奪ってカウンターにつなげることも可能だ。

FMホ ヨンジュンはKリーグで二桁得点を記録したことも要注意ストライカー。中盤では神戸から移籍した郷家がハードワーク、ドリブル、フィジカルと早速存在感を発揮している模様だ。GKは元日本代表の林。2試合連続クリーンシートを達成しており、こちらをこじ開けるのも至難の業かと。

ヴォルティスはどう戦う!?　予想フォーメーション

仙台の採用する3-1-4-2は中盤で強さを発揮するが、サイドが手薄になるのが穴。
またボランチがマークされやすいので、ここを潰されると一気に機能しなくなってしまう。

仙台のボランチは浦和レッズやプリメイラ・リーガ（ポルトガル）のクラブでもプレイ経験のあるエヴェルトンが鎮座しており、非常に強力な相手となるがなんとか攻略の糸口を探ってもらいたい。

そこで仙台を迎えうつスタメンの予想はこうだ。

GK　スアレス
DF　外山　カカ　安部　田向
MF　白井　杉本　浜下
FM　西谷　渡　西野

ボランチにはボール奪取とビルドアップ能力の高い白井を配置。その前に対人戦で力を発揮する杉本と浜下を入れ、中盤で力負けのないように。
前の3枚は前節と同じ。渡が守備で存在感を出していたので、高い位置で相手に積極的にプレスをかけ、お得意のサイド攻撃につなげてほしい。西谷＆西野の西々コンビ頼んます。

サポーターが待ち焦がれる勝ち点3。
J1 経験も豊富な強豪との対戦になるが、初勝利を狙って頑張れヴォルティス！