2023/03/23 18:00
まちの人事部
【まちの人事部活動報告】富田中学校のキャリア教育授業に参加! 生徒から職業インタビューを受けました
徳島の地域課題に対して、「あわわ」と「企業」と「若者」がつながり、解決に向けて挑戦していくために立ち上がった『まちの人事部』。
さまざまなプロジェクトが今まさに産声をあげようとしているのですが、これからの21世紀課題を解決していくためには未来を担う若者・子どもたちの力が必要不可欠!
そこで「あわわ」で、今後学生・若者とのつながりを強化していきます。
そんななか、『富田中学校』さんから「キャリア教育の授業で編集者がどんな仕事なのか、生徒からのインタビューに答えてもらえませんか」とお誘いが!
早速、あわわ20代目編集長であり、「まちの人事部」学生交流担当でもある、私まっつんが『富田中学校』に向かいました。
コロナ禍で職場体験ができなかった2年生がインタビューという新しい形式で「働くこと」について知る
今回キャリア教育の授業で仕事について学んだのは、富田中学校の2年生。
先生に伺ったところ、この学年は新型コロナウイルス感染拡大の影響で、本来実施される予定になっていた職場体験が中止になってしまったのだそうです。
そこで今回はじめて実施されたのが、生徒が取材するかたちで、各職業の専門家に学校でインタビューするというスタイル。
編集者のほかにも、公務員、建築家、美容師など、さまざまな業種のプロが集まり、子どもたちからの質問に答えました。
事前にインタビューしたい職種を選ぶことができ、「編集者」という仕事にもたくさんの子どもたちが興味を持ってくれました。
インタビューにあたって、まず編集者がどんな仕事なのかを簡単に紹介!
一口に編集者といっても大手出版社の編集者と、「あわわ」のような地域密着の編集者では大きく違いがあるので、まずそのことについて説明。
「あわわ」がどんなビジョンをもって、どんな仕事に取り組んでいるか5分ほど話しました。
その後は、子どもたちからのインタビュータイム。
「どうやって、街の情報を集めていますか?」
「仕事をしていて大変なことはなんですか?」
「一番やりがいを感じることを教えてください」
など
たくさんの質問をしてくれました。
こちらの回答に対しては、「うんうん」とうなずいてアクションを起こしてくれたり、時には驚いた表情を見せたりしてくれ、期待に沿った受け答えができたものとホッと一安心。
普段は取材する側なので、逆に取材されると緊張します(笑)
なぜ、編集者という仕事をインタビューしようと思ったのか尋ねてみると
「本が好きで、本に関わる仕事に興味を持っているからです」
「イラストを描くの得意だからです」
といった回答が寄せられました。
そこで、「もちろん本を作ったり、イラストに関わったりすることも編集者ならできます。そんな二人が協力して一つのプロジェクトを企画することだって夢ではありません。本はあくまで情報を拡散させる手法の一つで、それ以外もみんなの得意分野や好きなこと、自由な発想で住んでいる街を編集していけるのがローカル編集者の面白いところですよ」と話しました。
先生から子どもたちの感謝の気持ちがこもった感想文が届いたのですが、「好きなことを仕事にできるかもしれない」という部分が響いてくれたようで、「進路を決めるときはその言葉を思い出します」という嬉しいコメントももらいました。
もしかすると参加してくれた子どもたちのなかから、未来の後輩が生まれるかも⁉
富田中学校のみなさん!
貴重な機会をありがとうございました。
今回の授業参加を皮切りに、「まちの人事部」では未来を担う徳島の学生や若者とのつながりを強化。
「徳島っていいな」「徳島で働いてみたいな」と思ってもらえるような、魅力的な地域編集に向けて活動を加速させていきます。
今回インタビューをしてくれた子どもたちの「編集者って面白そう!」という期待に応えられえるように。
あわわ まちの人事部
- 住所/ 徳島市南末広町 2-95(あわわ)
- 電話/088-654-1114
- 営業時間/平日9:00~18:00
- 定休日/土、日、祝日
- 駐車場/なし