2023/03/25 13:18
あわわ編集部
【徳島ヴォルティス】最下位脱出をかけて東北の試練再び! vs ブラウブリッツ秋田
このあと14時より、『徳島ヴォルティス』がホームで『ブラウブリッツ秋田』と対戦する。
徳島は今シーズンまだ勝ち星がなく、現在2分け3敗。
勝ち点2でリーグ最下位に甘んじている。
対する秋田は今期好調を維持しており、現在リーグ全体で3位。
強豪との対戦となるが、なんとか勝利を手にして浮上のきっかけをつかんでもらいたい。
前節の振り返り
今シーズンからJ2に昇格した『いわきFC』とアウェイで対戦した徳島。
スタメンは
GK田中
DF田向、安部、カカ、外山
MF白井、杉本、櫻井
FW柿谷、杉森、西谷
試合は序盤からいわきがチャンスを創出。
徳島がボールを保持した瞬間からスタートするいわきの猛烈なハイプレスに、得意とするポゼッションサッカーが機能不全に陥ってしまう。
かたやいわきは、持ち前のフィジカルと推進力を活かし、少ないボールタッチ数で何度もゴールに迫る。
前半のうちにMF山口の負傷交代というアクシデントはあったが、ゴールの期待が感じられるのは圧倒的にホームクラブだった。
後半も自分たちのスタイルを貫き、果敢に攻め上がるいわき。
徳島はスアレスのコンディション不良でスタメンに抜擢されたGK田中がファインセーブを連発し、何とかスコアレスを維持する。
しかし牙城が崩れたのは71分のことだった。
いわきMF宮本のクロスFW有田がファーサイドに折り返し、ゴール前の空いたスペースに走り込んだFW谷村が押し込むかたちで先制。
徳島はいわきの体を張った守りにその後苦しめられ、なんとかロングボールで一発同点を狙うもホイッスル。
開幕から5試合、今回も勝ち点3を獲得することができなかった。
5試合でわずかに失点1! 堅守秋田のゴールを割ることはできるのか⁉
本日対戦する秋田はここまで5試合を終えて3勝2分とまだ勝ち点を落としたことがない。
これまでの試合のすべてで守備的な4-4-2を採用。カウンターによって虎視眈々とゴールを狙う。
2トップは前線に張らせている状態が多く、献身的な守備やポストプレーにも積極的なことから、チャンスの多くはサイドから。
また飛び道具としてロングスローも持っているのが怖いところだ。
戦術じたいはシンプルだが、その精度は今期は非常に高く少ないチャンスをモノにする力を感じられる。
守備の面では空中戦に非常に強く、これが鉾と盾として抜群にフィット。
「自分の体を投げ出してでも止める」という意気込みを感じられるディフェンスにも苦しめられそうだ。
また、これは余談だが、かつて徳島でプレーした小暮大器が所属している。
徳島はどう戦う⁉
さきほど発表された徳島のスタメンはこちら!
GK 田中
DF 浜下、カカ、安部、内田
MF 坪井、白井 、山下
FW 西谷、渡、杉森
フォーメーションは前回と引き続き4-3-3となったが、ロングボールでカウンターを狙う相手クラブに対して、プレスによる即時対応でチャンスの芽をつぶしていく戦術を展開していくメンバーが選ばれたように思われる。
中盤では早稲田大学から新加入のMF山下が初スタメン!
逆サイドには売り出し中の坪井が配置され、両名が秋田のサイド攻撃にどのように対峙していくのかも注目したいところ。
ケガから復帰したエウシーニョは、ベンチからチャンスを伺う。
秋田の堅守速攻戦術の完成度はすばらしいものだが、先制点さえ獲得できればチャンスはあるかもしれない。
ようは追う側になれば必然的にプランを変更して、攻撃に人数をかけなければならない。
しかも相手は細かいパスをつないで攻撃を展開する徳島。地上戦の機会が増えれば、ロングカウンターを主戦術とする秋田にとってはスタミナとの戦いにもなってくる。
どちらが先にゴールをゲットするのか⁉
試合は間もなくキックオフ。