【2023年3月オープン／マイシンカレー（徳島市南佐古七番町）】スパイスカレーに魅せられたオーナーがカレー作りに邁進！　香りの魔法に惹き寄せられる

徳島市南佐古七番町の裏通り。工務店の敷地内にあるビルの2階にスパイスカレーのお店がオープン。イタリアンのシェフとして大阪で勤務していたオーナーの福永さんは、7～8年前からスパイスカレーの魅力にハマって食べ歩きはもちろん、とあるお店で食べたスパイスカレーのおいしさに感動して「自分でもカレーを作ってみよう」と趣味でカレー作りを4～5年前からスタートさせた。自ら粉砕したホールスパイスやパウダースパイスの種類や配合を組み合わせ、ブイヨンや小麦粉を使わず、食材の旨みを引き出すように作られるカレーは、スパイスの香りが時間の経過によってそこなわれないように仕込みは当日朝から始めるのだとか。最低でも15種類前後のスパイスを使って作られるカレーは、実に風味豊か。舌で味わい、鼻へと抜けていく香りを同時進行でも堪能するという具合。

メニューは定番の［マイシンチキンカレー］（900円）と限定カレー、2種盛りの［あいがけカレー］の3種類。取材に伺った際の限定カレーは豚肉を使った少し酸味のある味わいが特徴の［ポークビンダルー］。現在レパートリーは約10種類あるそうで、限定カレーに順次登場する予定だそう。

あいがけカレー（チキン・限定の2種盛り）1,050円。左がチキン、右が限定のポークビンダルー。

副菜も本場さながらの本格派！

ライスは、カレーとの相性も良いほのかに甘みのある黒米をブレンドして使用。副菜に豆のカレーの［パリップ］、ココナッツふりかけの［ポルサンボル］、［じゃがいものサブジ（炒め煮）］や［キャベツのトーレン（蒸し炒め）］、［なすアチャール（漬物）］といった南インドやスリランカなどで知られるご飯のお供が添えられる。

黒米にはポリフェノールも含まれてビタミンやミネラルも豊富。副菜は右から順に［パリップ］［ポルサンボル］［サブジ］［トーレン］［アチャール］。

ポップなアメリカン雑貨で飾られたオシャレな空間

徳島有数のグラフィックデザイナーであるオーナーの義父が手掛けたロゴを使ったTシャツやパーカーなどのグッズも販売中！　アメリカン雑貨なども配置されたポップな装飾が印象的だ。

全国のカレーの名店を紹介しているCSフジテレビNEXTで放送中の『スパイストラベラー』のポスターも！　MC2人の直筆サイン入り。

お店へはビル左側の階段から2階へ！　窓に掲げられている黄色い看板が目印だ。