【2023.4月OPEN】手作りクッキー工房 SUN（サン／鳴門市大麻町）細部まで表現されたアイシングクッキーをオーダーメードで。手作りクッキー専門店をスタート

見た目のかわいさはもちろん、食べてもおいしいアイシングクッキーを手がけるクッキー工房が鳴門市に。

よく見ると1枚1枚ドレスのデザインがちがっている！

贈り物に喜ばれるオーダーメードのアイシングクッキー。入学卒業、誕生日などのお祝いや、部活・スポーツのメンバーへの感謝といった、心を込めて贈りたいプレゼントのひとつとしてさまざまなシーンで選ばれている。

こちらは母の日用のアイシングクッキー。木製スティックで花束風のクッキーに。もらったお母さんたちの喜ぶ顔が目に浮かぶ。

お食い初めのお祝い用に作られた鯛や寿をモチーフにしたクッキー。

こどもの日のこいのぼりクッキーなど、オリジナルデザインのアイシングクッキーを制作している。

いづれもカドのないやさしい雰囲気で表現されており、動物のふわふわとした毛や細部のあしらいひとつひとつを丁寧に再現。「食べるのがもったいない！」と鑑賞用にしてしまいそうだけど、実は食べないのももったいない！クッキーには北海道産小麦、よつ葉バター、てんさい糖など国産材料を使用。アイシングのパリッとした食感とサクサクのクッキーは味わい深く、見栄えの良さだけでなく食べたときのおいしさにもこだわって作られている。

不定期で店舗をオープン！

クッキー作りを行う納田さんは3人の子どもを育てるママ。料理やお菓子を作るのが好き（管理栄養士の資格も保持）で、5年前の子どもの誕生日にアイシングクッキーにチャレンジしたのが工房のはじまり。2022年10月からオーダーをメインにしたアイシングクッキー専門店をスタートさせ、この春からは不定期でお店での販売も行っている。

お店の日は店頭に10種類くらいのクッキーが並ぶ。「はたらくくるま」や「どうぶつ」、季節のイベントに合わせたアイシングクッキーが登場。
店舗営業は月に数日で、そのほかはオーダー商品の受け渡し。クッキーのオーダーはSNSで予約開始日（毎月10日頃）をお知らせし、翌月1カ月分の予約を受付けている（フルオーダーの場合はオーダー料1,000円＋クッキー代）。また『MINATOHE』（小松島市）でクッキーの委託販売あり。

「お店というよりも人との輪やつながりが生まれる楽しい場所にしたいです」と納田さん。要望により、親子や大人向けのアイシングクッキー教室も実施。

天然色素のアイシングにも挑戦中

オレンジはにんじん、緑はほうれん草、黄色はかぼちゃ、ピンクはビーツやフランボワーズといった具合に、野菜やくだもの由来の天然色素を使ったアイシングクッキーを試作中。安心して食べられるのはもちろん、香りや味に素材の風味が加わることで味わいも豊かに。今後、徐々に天然色素に変更していく予定とのこと。さつまいもやレンコンといった地域の食材を使ったアイシングクッキー作りもチャレンジしてみたいのとだとか。