【2023年5月オープン ／串焼き串揚げ 虜〜TORIKO〜（徳島市栄町）】素材にこだわり、炭にこだわり、最高の焼き加減でいただく絶品焼き鳥

かつて両親が焼鳥店を営んでいたオーナーが、秘伝のタレをリブートして新鮮な鶏肉を土佐備長炭を使って1本1本丁寧に焼き上げて提供する串焼き串揚げのお店をスタート。焼鳥は指定がない限り、部位にあわせてタレ・塩はお店のオススメの食べ方で。塩は海部乃塩、すだち塩、かいふ藻塩と3種類を使い分ける。「徳島にないような焼鳥店を目指しています」と言うように、希少部位も仕入れ、部位によっては三好市のワイン醸造所『Natan葡萄酒醸造所』のブドウ畑で枝打ちされたブドウの小枝を使って瞬間燻製して焼き上がりの仕上げに香りを纏わすといったこだわりも！

左からもも、抱き身、ブドウの木で瞬間燻製したせせり。焼鳥は200円～350円（仕入れにより変動）。

串打ちされている鶏肉が大ぶりなのも『虜〜TORIKO〜』の特徴。

ブドウの枝を使って瞬間燻製した焼鳥を『Natan葡萄酒醸造所』のワインでいただくなんてマリアージュも楽しめる。

ごく少量しか手に入らない希少部位は、あればラッキー！

メニューの下の方に書かれた希少部位は4種類。肉感もあって脂も乗っているもも肉の根元にあたる［ソリレス］、心臓とレバーを繋ぐ部分でサクッという食感が特徴の［ハツ元］、1本のために4羽～6羽分が必要なズリのまわりでコリコリ感がたまらない［えんがわ］、膝軟骨の［げんこつ］は軟骨ながらジューシーさも楽しめる部位なのだとか。数量限定なので、来店した際にあれば、ぜひ味わっておきたいところ。

通常メニューの中にも［抱き身］という聞き慣れない部位もあり、こちらは皮と一緒になった鶏胸肉。ムネ肉ながらしっとりさとジューシーさを兼ね備え、リピート率ナンバーワンとか。

盛り合わせなどがないのでオーダーは1本ずつ部位別に。どれから食べればいいか迷ったら、淡白な部位から脂の多い部位に食べ進めるのがいいそうだ。

一品料理や串揚げも魅力的！

パルメザンチーズを皿一面が真っ白になるまで削った［雪見つくね］（350円）、約20cmはあるアスパラガスに豚肉を巻き付けて揚げた［アスパラ✕豚バラ］（300円）。刺身で食べるほど旨みの強い“天使の海老”を揚げて甘みをさらに引き出して自家製タルタルをたっぷりトッピングした［えび✕タルタル］（320円）など一品料理や串揚げメニューも、味はもちろんのこと目でも楽しめる演出や独創性あふれるものがずらり。

店内に描かれている文字はオーナーが今まで心に響いた言葉を書道家に書いてもらったのだとか。今後は隙間にお客さんからもらった言葉を少しづつ書き足していく予定とか。もしかするとアナタの言葉がチョイスされるかもね！