ラーメングルメクーポン新店
2023/06/26 18:00
まっつん
【2023年4月オープン /阿波そらそばホワイトベース(小松島市神田瀬町)】絵本作家が週末限定で営むラーメン店 徳島の“うまいもん”を一杯に込めて発信!

【2023年4月オープン /阿波そらそばホワイトベース(小松島市神田瀬町)】絵本作家が週末限定で営むラーメン店 徳島の“うまいもん”を一杯に込めて発信!

少し細めで喉越しの良いうどんとボリューム満点でリーズナブルな定食を提供し、地域住民の住民に広く親しまれているうどん店『たの久』。

コロナ禍になってから夜営業を休止していたが、先日から週末の夜限定で見慣れないスカイブルーの暖簾がかかっている。

こちらは絵本作家でドがつくほどのラーメン通の原田たけしさんが店長をつとめる一風変わったラーメン店。

何が他と違っているかというと、麺が中華麺ではなく、徳島が誇る“あの麺”が使われているのだ。

【2023年4月オープン /阿波そらそばホワイトベース(小松島市神田瀬町)】絵本作家が週末限定で営むラーメン店 徳島の“うまいもん”を一杯に込めて発信!

“半田そうめん”を使ってラーメンとして100点を叩き出したい


【2023年4月オープン /阿波そらそばホワイトベース(小松島市神田瀬町)】絵本作家が週末限定で営むラーメン店 徳島の“うまいもん”を一杯に込めて発信!

「小学生のボクは、鬼のようなお母さんにナスビを売らされました。」「ゾンビハムスターねずこ」などの絵本を世に送り出している原田さん。

講演の仕事や打ち合わせなどで県外出張する機会も多くあり、そのたびに全国のおいしい食材や料理と出会ってきたそう。

ただ、そのたびに実感するのは徳島の食材のポテンシャルの高さ。特にそうめんに関しては、「“半田そうめん”の右に出るものはいないのではないか」と持論を力説してくれた。

原田さんがここまで麺に熱くなるのには理由がある。

約20年前、あわわ編集部にいた原田さんは、「徳島ラーメン」という言葉が一人歩きしていなかったころから雑誌内に定期連載ページをもうけ、根掘り葉掘り取材した内容を独自の切り口で紹介。そのブランディングに一役かったほか、個人でも県内ほぼすべてのラーメン店を食べ歩き、自宅でその味の再現を試みるほどのラーメン通になったのだ。

「自宅でラーメンを作ろうと思ったら、麺は乾麺の方が長期保存できて便利。ラーメンの麺と同じように喉越しがいいものがないか探して辿り着いたのが半田そうめんだったんです」。

豚骨系、魚介系、あっさり系などさまざまなスープを作り、10年以上半田そうめんとのマッチングを試した結果たどりついたのが、おいしいラーメンにはなるけれど、ラーメン用のスープに合わせるだけでは80~90点どまりで、100点の味を叩き出すことができないということ。

【2023年4月オープン /阿波そらそばホワイトベース(小松島市神田瀬町)】絵本作家が週末限定で営むラーメン店 徳島の“うまいもん”を一杯に込めて発信!

「そうめんに合うスープを作ってラーメンとして提供するお店は他になかったので燃えました。成功すれば半田そうめんの裾野を広げることにもつながりますからね。まず試作品を作って『たの久』をプロデュースしているグラフィックデザイナーの杉本さんをはじめ、信頼できる舌を持つメンバーに集まってもらい、そうめんはどれを、醤油はどれをといった具合に吟味を、それが終わったら加える分量や調理の時間、トッピングについてなどすべてデータ化して比較検討していきました」。

「霧のなかをあてもなく歩いていくような感覚で、この作業本当に終わるのかと何度も思いました。一般的なラーメン店さんに負けないくらい、下手したらプロ以上にこだわっているかもしれません」と杉本さん。

何度も試行錯誤をかさね、ようやく納得のいく一杯が完成。

コロナ禍になって以降、夜営業を休止したかわりに何かできないかと模索していた『たの久』のよきパートナーに決まった。

徳島の“うまいもん”を一杯に込めて発信‼


【2023年4月オープン /阿波そらそばホワイトベース(小松島市神田瀬町)】絵本作家が週末限定で営むラーメン店 徳島の“うまいもん”を一杯に込めて発信!

こちらが熟考のすえ完成した[阿波そらそば](950円※10/1までオープン特価900円)。

主役のそうめんは合計22社を食べ比べて『白滝製麺』のツルツルとした官能的食感の麺を採用。[阿波そらそば]用に特注してもらっているそう。

かえしは三好市『天真醤油』の特級醤油をベースとして、動物系から出るダシを一切使用せず、煮干しや鰹節などの乾物系に香草などを加えて仕上げている。

【2023年4月オープン /阿波そらそばホワイトベース(小松島市神田瀬町)】絵本作家が週末限定で営むラーメン店 徳島の“うまいもん”を一杯に込めて発信!

透き通ったスープからは想像できないほど旨みが凝縮されていて、「これどうやって作ったん」と頭のなかで“?”が飛び交う。

トッピングも計算しつくされていて、近年稀にみる分厚さの豚バラ叉焼はスープにワイルドさを、極太メンマはブラックペッパーで合えることで味に奥行きを!  赤タマネギは食感のアクセントに、ナスは油通しして旨みをアップ、圧倒的に差別化を図るために地元で獲れたシラスと米粉を使って作り上げた煎餅もノリ替わりに入れてある。

「煮卵は『たの久』で使っているうどんダシで味付けを行っているのですが、店長はこだわりが強く煮卵なのに黄身が中途半端な半熟の状態だとNGなんです(笑)。外側はしっかりしているのに、黄身は生に近いくらいのトロっと加減。この煮卵を食べにくるだけでも価値がありますよ」と杉本さんは冗談交じりでこっそり教えてくれた。

【2023年4月オープン /阿波そらそばホワイトベース(小松島市神田瀬町)】絵本作家が週末限定で営むラーメン店 徳島の“うまいもん”を一杯に込めて発信!

こだわりつくした結果、100点どころか120点を叩き出し、お店は連日超満員。OPENしてしばらくは1時間ほどで売り切れてしまうほどだった。

現在は提供する数を増やしてより多くの人に楽しんでもらえるようになったのでご安心を!

「新メニュー、[冷やしそらそば]いきま~す!」


【2023年4月オープン /阿波そらそばホワイトベース(小松島市神田瀬町)】絵本作家が週末限定で営むラーメン店 徳島の“うまいもん”を一杯に込めて発信!

行列が絶えない人気店に、早くも新メニューが誕生する!

それがこちらの[冷やしそらそば](980円)だ。※7月1日(土)から販売開始

ベースの味付けは[阿波そらそば]と同じだが、冷たくてもおいしく感じられるようにスープの配合は微調整。また、さっぱりといただけるようにお酢で酸味が付加されている。

具材は、ナスの代わりにあぶったミニトマト、みつばの代わりにワカメがそれぞれIN。

特殊なスポイトに入ったラー油や瓶に入ったお酢、すだちやおろししょうがで何段階にも分けて味変ができるようにしてある。

温かいそらそばと同様に、こちらもスープに旨みたっぷり。そのなかに爽快な酸味が感じられ、食後の余韻まで心地よい。

まさに夏にぴったりのメニューだ。

徳島のおいしい食材が集結させ、ラーメンというカタチで“発信”するBASE基地『阿波そらそばホワイトベース』。

1号機の[阿波そらそば]、2号機の[冷やしそらそば]に続く、名機(一杯)が誕生するのかも⁉

もしそうなれば“こんなに嬉しいことはない”

【あわわのアプリ限定クーポン】

冷やしそらそば80円OFF


有効期限/2023年7月1日(土)~2023年10月1日(日)

※他クーポンと併用不可 
※誰か一人クーポンを提示すれば、同行者も割引

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阿波そらそばホワイトベース

  • 住所/ 小松島市神田瀬町字門田 13ー2
  • 電話/-
  • 営業時間/ 土・日曜の18:00~
    備考/売切次第終了
  • 定休日/月、火、水、木、金
  • 駐車場/25台
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