【2023.8月OPEN】サンチャゴバーガーズ（鳴門市鳴門町）クラフトバーガーをソウルフードに！人気バーガーショップが神戸からやってきた

クラフトバーガーとは、手づくりにこだわったその店独自のオリジナルバーガーのこと。お店ごとに個性豊かなメニューがそろい、さまざまな味わいで食べる人を楽しませてくれる。鳴門市にオープンした『サンチャゴバーガーズ』は具材のバランスにこだわって、「バーガーはジャンクフード」というイメージとはひと味違う素材本来の味を活かしたバーガーを提供。「クラフトバーガーを広めたい」という思いで、神戸から鳴門市にやってきた。

神戸から鳴門市高島へ移転オープン

店主の高松さんご夫妻。バーガーは辰臣さん、神戸で大人気の自家製クッキーは綾さんが担当。

元々は神戸でデニム屋さんとして20年前に『サンチャゴ』を開業。1970年代のアメリカンカルチャーが好きだったこともあり、10周年を機にクラフトバーガーショップ『サンチャゴバーガーズ』を始動した。「日本人にとってのお米のような、日々口にする食べ物としてバーガーを食べてもらいたい」と、子どもからお年寄りまで親しめる”主食になるバーガー”を考案。そこから10年、神戸でたくさんの人に愛されてきた。

Bite at once!＝一気にほおばれ！

バーガーをはじめて10年。次なる場所を求めて移転先を探していたときに、たまたま通りがかった高島のうちの海の風景に惚れ込んだ高松さん夫妻。「ここにしよう！ 四国の入り口でまだ食べたことのない人に、バーガーのおいしさを知ってもらおう」と神戸から鳴門へ移住し、半年間の準備期間を経て2023年8月『サンチャゴバーガーズ』を移転オープンした。

こだわりのバーガーは数えきれないバリエーション

［スプラウト ベーコンモッツァレラバーガーセット］（1,650円、スプラウト入りはイートインのみ）。基本のセットはフレンチフライ付き。

具材は精肉店を営む辰臣さんの実家から仕入れるブロック肉を使った国産牛100％の自家製パティと、オニオン・トマト・レタスなどのフレッシュな野菜。これらを神戸の人気ブーランジェリー『レコルト』の玄米バンズでサンドする。上のバンズにだけ牛すじとりんご、香味野菜で作った甘酸っぱい自家製ソースを仕込み、味のバランスを整える。

［スプラウト ベーコンモッツァレラバーガー］は、肉厚ベーコンとパティに加えて、栄養満点のブロッコリースプラウト、オニオン、トマト、モッツアレラをサンド。スプラウト入りのメニューは具材を挟む順番が変わり、肉感を堪能できる。かぶりつくと玄米バンズの香りと食感が心地よく、肉と野菜それぞれがいいバランスでまとまって味わいを広げてくれる。

メニュー表に書かれているのは約20種類のバーガー。わさび、チーズ、モッツァレラ、パイナップルなど好みトッピング（＋60円～）を追加してカスタムすると、さまざまなバリエーションを楽しめる。

子どもも一緒に！キッズバーガーもあり

［キッズプレート］（ドリンク付き・900円、ドリンク＆クッキーモンスター付き・1,100円）。

キッズプレートのミニバーガーは小学校低学年くらいまでの子どもたちが食べやすいサイズ。バーガーはベーシックな［オリジナルバーガー］のミニサイズで、チーズやベーコンなどのトッピングでカスタムできる。

ザクザクを楽しむ［クッキーモンスター］

綾さん手作りの［クッキーモンスター］（230円～）はオートミールを配合したザクザククッキー。バーガー屋さんなのに、クッキーをお目当てに訪れるお客さんもおり、購入個数制限をしているほどの人気商品。

1枚ずつ個包装。チョコチップ入りの［オリジナル］、ホワイトチョコチップの［スマイリー］、ホワイトチョコ×ココア生地の［スマイリーココア］の3種類がある。
［クッキーモンスター］2枚でアイスをサンドしたアイスクリームサンドイッチ（630円）もあり、バーガーの後のデザートにおすすめ。

「普段は魚しか食べないというお年寄りの方や、バーガーを初めて食べる人がおいしいと喜んで食べてくれるのがうれしいです。まだ食べたことのない人に主食になるバーガーを食べてもらいたい。そのためにもまずは鳴門の人に愛される、地域に根付くお店を目指します！」。

カウンター席の目の前は海。

おだやかな海の前でバーガーにかぶりつく。県民はもちろん、鳴門市の新名物として県外の人にもおすすめしたいお店だ。