2023/09/01 18:00
あわわ編集部
【【ここだけは押さえておきたい!徳島の定番観光スポット/阿波おどり会館・徳島市(徳島県東部)】阿波おどりが1年中楽しめる複合施設! 実際に踊って旅の思い出づくりを
徳島が日本に、世界に誇る文化といえば、なんといっても阿波おどり!
400年以上の古い歴史があり、連ごとに衣装やパフォーマンスも実に多彩。
毎年シーズンになると、多くの観光客がその個性豊かな踊りや集団美を楽しみに徳島へやってくる。
そんな阿波おどりが季節や天候に左右されずに、1年中楽しめる施設が『阿波おどり会館』だ。
『JR徳島駅』から徒歩10分! 徳島観光で外せない複合施設
『JR徳島駅』を出て、そのまま道なりにまっすぐ進むと、10分ほどで『阿波おどり会館』に到着する。
1階は情報案内コーナーとお土産店、2階が阿波おどりの披露されるホール、3階が阿波おどりの歴史や文化が学べるミュージアム、5階が徳島市のシンボル・眉山の山頂へと続くロープウェイの発着駅になっている。
おすすめは、まず3階のミュージアムで阿波おどりの発展の歴史を紐解くコース。
入場料は大人300円、中学生以下無料ととってもリーズナブル。
ミュージアム内は特別な許可をもらい撮影しています。
各地から伝わった風流踊りが独自の進化を遂げながら城下の踊りとして取り入れられ、徳島固有の文化として成熟し、現在に至る阿波おどり。
その発展の歩みを、絵や写真を交えて詳しく解説してくれる。
江戸時代に祖先の霊を祭る行事として町衆に定着しましたが、明治時代になると盆踊りとしてだけではなく、お祝いの踊りとしても度々披露されることになる。1937年(昭和12年)から「阿波おどり」という言葉で呼称されるようになり、郷土芸能として全国に知られるようになったそう。
年表でみるととてもわかりやすい。長い歴史のなかで存続の危機も何度か訪れているが、踊りを愛する人たちが立ち上がりそれを回避。徳島の人たちにとっていかに阿波おどりが重要な文化なのかが見てとれる。
現代と昔活躍した鳴り物を比較するコーナー。なんとバイオリンやチャルメラを取り入れた時代も⁉
最新のVR技術を駆使して、本番の阿波おどりを疑似体験できるコーナーも!
どんな映像が見られるかは、行ってみてからのお楽しみ!
阿波おどりを体感してみよう!
歴史について勉強したら、今度は実際の阿波おどりを見てみよう。
2階の阿波おどりホールでは、1日5公演(昼4公演、夜1公演)。目の前で阿波おどりを披露してもらえる。
昼の公演では会館専属連の「阿波の風」が出演。古風な踊りからショーアップされた現代の踊りまで、先ほど学んだ歴史にそって踊りを披露。公演時間は各回40分。①11:00~、②14:00~、③15:00~、④16:00~。料金は一般800円、小中学生400円。
夜の公演は有名連が毎日交代で出演し、それぞれが個性豊かなパフォーマンスを披露する。公演時間は50分。20:00~。料金は一般1,000円、小中学生500円。
写真は会館専属連「阿波の風」による踊り。踊りのパフォーマンスの間には解説の時間があり、特徴や見どころがわかりやすい。
英語や中国語の字幕もあるので、外国の人を案内するときも安心!
終盤には手ほどきを受けて、実際にみんなで阿波おどりを踊る場面も、上手に踊れると素敵なサプライズが待っている!
そのほかも見どころいっぱい!
阿波おどりをじっくり満喫できたら、次はロープウェイで眉山の山頂へ。
山頂からの眺めは絶景で、天気の良い日であれば遠く淡路島や和歌山方面まで見渡せる。
また、夜は夜景も美しい。
ロープウェイは9:00から毎時15分間(繁忙期は随時)で、4~10月は21:00、11~3月は17:30まで運行している。
料金は一般片道620円、往復1,030円、小学生片道300円、往復510円。
帰る前に、1階の『あるでよ徳島』に立ち寄ろう。
「あるでよ」は徳島の方言で、「ありますよ」という意味で、阿波おどりに関連するアイテムはもちろん、徳島の名物や特産品をまとめて購入できるよ。
各種チケット(ホール・ミュージアム・ロープウェイ)は、1階と5階に設置している発券機で購入可能。
すべてがセットになった、お得な3種セットを取り扱いしているからチェックしてね。
チケットの購入方法などでわからないことは、受付カウンターで聞いてね。
阿波おどり会館
- 住所/ 徳島市新町橋 2-20
- 電話/088-611-1611
- 営業時間/9:00~21:00(阿波おどり最終公演は20:00~)※阿波おどりミュージアムは~17:00(最終入場は16:45)
- 定休日/2・6・9・12月の第2水曜(祝日の場合は開館、翌日休)、12/28~1/1 ※ロープウェイは無休(点検期間を除く)
- 駐車場/なし(近隣有料パーキングあり)