2023/08/31 21:00
まっつん
【徳島ガンバロウズ】開幕戦まであと1カ月! 鳴門市でエキシビジョンマッチを開催
「バスケットボールを通じ徳島から日本を元気にする」をビジョンに掲げ2022年に発足。
2023-24シーズンよりプロバスケットボールリーグの3部カテゴリ「B3リーグ」に参入する『徳島ガンバロウズ』が、鳴門市の『アミノバリューホール』でとトップカテゴリーの「B1リーグ」に所属する『三遠ネオフェニックス』を迎えてエキシビジョンマッチを開催した。
徳島にとってはこの試合が、はじめて公の場での対外試合。
平日の昼間にも関わらず会場に駆け付けた多くのファンの前で躍動する姿を見せてくれた。
試合レポート
試合は序盤から『三遠ネオフェニックス』のペースで、『徳島』がそれになんとかくらいつく展開。
ホームの声援を味方につけ攻め上がりますが、三遠の激しいディフェンスにあい、逆に速攻を許してしまう。
それでも徳島のファーストシュートが決まると、ホール内は大歓声に包まれた。
ひと際大きな声援を受けていたのは徳島出身で地元『鳴門渦潮高校』OBの速井選手。
オフェンスの起点となりボールを前に運ぶ役割を担ったほか、ディフェンス時は自分よりも大きな相手にも果敢にプレッシャーをかけた。
試合が終盤になるにつれ、徳島も徐々に本領を発揮。
ミスで相手にボールを奪われる機会も少なくなり、シュートも立て続けに決まりはじめる。
特に4番のドーソン選手はチームトップの27得点を記録。
202センチの長身にテクニックも持ち合わせ、頼れる存在になってくれそうだ。
序盤の失点が響き最終スコアは徳島66-三遠105と敗れてしまったが、トップリーグで戦う格上チームを相手にしっかりと戦えることを証明。
選手を労うあたたかい拍手と声援の量に、ファンの満足度の高さも感じられた。
インタビュー/デマーカス・ベリー ヘッドコーチ
Q.今日の試合はいかがでしたか?
A.残念な結果に終わってしまいましたが、選手たちはあきらめずに最後まで戦ってくれました。我々はまだ立ち上がったばかりのチームです。結果はほしいものの、その過程にこだわっているため、まずは戦術を浸透させ、チームワークも高めて、勝ち癖をつけられるようにしたいです。選手個人のプレーに関してはドーソン選手や若狭選手はじめ素晴らしいものがありました。チームプレイに関しては全体で練習をできた期間が短かったので噛み合わない点もありましたが、開幕までに改善したいと思います。
Q.試合には敗れてしまいましたが、手ごたえを感じられる部分はありましたか?
A.対戦相手は日本のトップカテゴリーで戦うチームです。難しい対戦でした。我々としては単純に強い相手とこのタイミングで戦えたことで、選手一人ひとりが課題を見つけ、成長につながるきっかけにしてくれるのではないかと思っています。
Q.たくさんのファンがチームを応援してくれました。その声はどのように届いていましたか?
A.パッションあづれる応援がものすごく伝わりました。次の開幕戦やその次の試合でもたくさんのファンの皆さんにご来場いただいて、僕たちを後押ししてくれると嬉しいです。
インタビュー/速井選手
Q.今日の試合の感想を教えてください
A.たくさんの方々が応援にかけつけてくださり嬉しかったです。それに満足した反面、試合内容を振り返ると、もっともっと頑張らなくてはいけないなと感じました。結果的に点差は少し空いてしまいましたが、攻守どちらもチームで諦めずにやり切れたかなとは思っています。修正点は開幕戦にむけてしっかりつめていきたいです。
Q.地元のファンの応援はいかがでしたか?
A.本当にたくさんの方々に応援していただき、グッとこみ上げてくるものもありました。
Q.うまくいった点と課題点をあげるとすれば?
A.全員で体をはったディフェンスができたと思っているのですが、それでも得点を決められてしまっているので、しっかりとめられるようにつきつめていかなければいけないのかなと考えています。いいオフェンスを展開できる場面もあったのですが、相手のディフェンスが強固だとうまく対応できなかった部分もあったのでそこも課題です。ただだれ一人強豪相手に心は折れていなかったので、そこはポジティブに考えて頑張ります。
10月6日(金)いよいよ開幕!
約1か月後の10月6日(金)から、いよいよ徳島のBリーグでの戦いがはじまる!
開幕2連戦は徳島市の『アスティとくしま』が会場で、初日は19:30から、2日目は14:30から試合スタート。
チケットは絶賛発売中!
大 人 前売1,800円~、当日2,500円~
小中高 前売1,000円~、当日1,500円~
詳しくはホームページをチェック。