はい、やって参りました。『ストレスが溜まると何故か自宅でパンを捏ねる女』みくりさんです。

先週も平日18時からパン作りを開始して、えっちらおっちらマイペースに捏ねたり叩いたり。

結局食卓に並べられたのは20時過ぎ。家族からしたら迷惑この上ない所業です。

みくりさん：オーブンの中でだんだんと膨らんで焼き色がついていくのをぼーっと眺めるのが好き☆

でもたとえどんなに素人が頑張っても、やっぱりパン屋さんのでき立てパンには到底かないません。

特に最近全国規模で人気を博している高級純生食パン。あの味はまず自宅で再現はできないでしょう。

みくりさん：味はもちろん、ふんわり感が異常なレベル！ ちょっと高いけどそれだけの価値があるよね☆

ところでつい最近、徳島市内に高級純生食パンのお店が新たにオープンしたのはご存じでしょうか？ 全国に130店舗以上もある超がつく有名店『純生食パン工房 HARE/PAN』（ハレパン）。

徳島県で３店目となる『高級純生食パン専門店』に興味津々の私は、さっそく取材のお願いをしてお店へ伺うことにしました。

『純生食パン工房 ハレパン』は『ドラッグストア チャーリー沖浜店』の真裏にある公園を挟んでさらに奥にあります。広々とした駐車場を構え、真新しい大きな看板が目印です。

12時にお約束をしていたのですが、現地に到着すると若干拍子抜けしてしまう私。

みくりさん：営業時間中なのに駐車場に車がいない…なぜ？？？

スタッフさん：すいません、本日を含めて3日間は予約分だけで完売になってるんですよ。

みくりさん：どんだけ人気なんですかっ！

まさかの展開に驚きを隠せません。多少の覚悟はしていたものの、まさかここまでの人気とは…あなどれません。
そのスタートダッシュも華々しいハレパンの人気の秘密について、広報担当の田村さんにお話しをお伺いしてみました。

みくりさん：まずはじめに、なぜ高級純生食パンのお店を始められようと思ったのですか？

田村さん：コロナの影響で外出自粛が続く中、お家時間を快適に過ごせるようなものをご提案できればと考えました。そこで目を付けたのが、持ち帰りが容易で家族みんなで味わうことのできる、ちょっとリッチな高級純生食パンだったんです。

みくりさん：全国にはたくさんの高級純生食パンのブランドがありますが、なぜハレパンに決められたのでしょう？

田村さん：仕事の関係で社長が全国に足を運ぶ機会があるのですが、あるとき北陸へ出向いた際、現地でこのハレパンを食べてとても気に入ったことが選んだきっかけです。

みくりさん：お客さんからの評判はどうですか？

田村さん：社長と同じように県外で食べたことのある方が「徳島にもできてうれしい」と買いにきてくださったり、初めて食べた方も「おいしい」とInstagramで宣伝してくださったりと概ね好評です。

みくりさん：１本売りで2斤分（864円）ですよね？ 半分でいいから店内で切ってほしいとか言われませんか？

田村さん：そういったお声もあるんですが、うちのパンは柔らかすぎて包丁では切れないんですよ。なのでお断りしています。多いと思われるかもしれませんが、常温で4日間。冷凍保存してもおいしく食べられるので安心してご購入ください。

みくりさん：完売が続いているそうですが、入手困難とかではないですか？

田村さん：予約していただければ確実に購入できますよ。1時間ごとの予約制となっているので、受け取れる日時を電話かWEBで指定していただければ焼きたてをご用意してお待ちしております。あ、よろしければこちらをお持ち帰りください。

みくりさん：これがハレパンの現物…！？ ありがとうございます！ 大事に撮影に使わせていただきます！

会社に持ち帰った純生食パンはでき立てほやほや。袋から取り出すとまだ湯気が立つほど。ふんわりと温かな甘い香りが鼻をくすぐります。そのままパンの両端を持ち、少し力を加えただけでゆっくりときれいに半分にちぎれました。そして、その断面図の美しいのなんのって！ 生地がまるで糸を引くみたいにゆっくりと分かれていくんですが、この感動を動画でお見せできないのがもどかしい！ 「本当に食パンなの？ 」という驚くこと間違いなしです！
購入された方は絶対にちぎって食べてください。このパン、本当に包丁では切れません。いい意味でご注意を。

そして撮影終了後は、期待に胸膨らませていざ実食…。

みくりさん：わたあめみたいにフワッとした見た目なのに、口に含むとしっとりしていて、ほのかに甘い！ まさに純生食パン…ひと口と言わず何口でもそのまま食べれちゃう！（もぐもぐ）

もちろんそのままでも十分おいしいのですが、トーストしたり、オープンサンドにしたりしてもよし。ハレパンの公式サイトにはアレンジレシピがたくさん載っているので、気になった方はぜひチェックしてみてください。