【2023年8月オープン 】SULO KEBAB（スローケバブ／板野郡北島町）本格ケバブが食べられる！住宅街にトルコを味わえる隠れ家がオープン

閑静な住宅街に、徳島では珍しいケバブのお店がある。

キッチンカーをメインに活動していた店主のアルティナイ・ニハットさんと奥さんが営んでいるお店だ。

キッチンカーで活動しながらゆっくり食べられるお店もオープン！

以前は、キッチンカー以外に店舗を国府に構えていたが、わかりにくい場所にあったことやコロナの影響もあり店を閉めた。

その後キッチンカーは営業を継続させながらも、イスラム教徒の人が集えてゆっくり落ち着いて食事ができるお店を構えたいと思っていたそう。

そのタイミングで、奥さんの実家にほど近い場所に空きが見つかり『SULO KEBAB（スローケバブ）』オープンに至った。

おすすめは、ボリュームたっぷりの［ケバブラップ］（700円）。

薄く削られたジューシーな鶏のモモ肉と野菜がソースによく絡む。かみごたえのあるトルティーヤに包まれており、一つの満足感が高い。

ケバブ肉は、10種類以上のスパイスとヨーグルトなどで味付けしている。本場トルコのものよりもスパイスを少なくし、日本人の口にも合うようにアレンジを加えているのでクセがなく食べやすい。

また、味も辛口・中辛・甘口・てりやき・ガーリックヨーグルトの5種類のソースから選べ、辛いのが苦手な人や小さな子どもでもおいしくいただける。

オープンキッチンになっているため、ケバブのお肉が専用の機械でくるくる回っている様子を見られるのも楽しい。

お店では毎日10〜20kgもの鶏のモモ肉を扱っており、休日やキッチンカーではその倍のお肉を焼くこともあるのだとか。

トルコのドリンクもおすすめ

トルコ人に欠かせない飲み物なのが［チャイ］（200円）。

デザートとの相性が良く［トルコアイス］（400円）やお菓子に合わせるのがおすすめ。

チャイは他の国でも飲まれているが、トルコのチャイは砂糖をたっぷり入れて飲むのが主流なのだとか。

本場のトルコを思わせるグラスやソーサーも絵になる。

ドリンクは［ざくろジュース］（300円）もおすすめ！

日本のものよりも大きなトルコのざくろを100%使用した贅沢なジュースは、甘酸っぱく濃厚な味わい。

ポリフェノールがたっぷり含まれており美容や健康を気にかけている人にもぴったり。

お店にはカウンターとテーブル席、座敷があり一人でもグループでも落ち着ける空間になっている。

小上がりの座敷は、伝統工芸のキリム柄のかわいいクッションがアクセントになっているスペース。

イスラム教徒の人が、お祈りする場所としても使用できるようにと仕切りがついており、プライベートな空間にすることもできる。

お店では、トルコのお菓子やアクセサリー類も販売している。

滅多に手に入らないものばかりなので自分用としてはもちろん、手土産にも良いだろう。

8月のオープン以来、看板を見た近隣住民や学生、以前からのお客さんが足を運んでくれているのだとか。

「イベントに出店していた時に前のお店に通ってくれていた学生さんと偶然再会して、こちらでお店をしていることを伝えるとまた来てくれるようになりました。あの頃は学生だったのに今は社会人になられていて、それでもこうやって繋がっていられることがお店を出して本当に良かったと思う瞬間です」と話していた。

落ち着いた空間で気さくな奥さんとの会話が楽しく、ついつい長居してしまう。

ケバブの味の種類も多いので、次はどの味にしようという楽しさも。

近くに寄った際にはちょっと足を運んでみてはいかがだろうか。

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