2023/10/06 09:05
しばやん
【徳島スイーツ部/おやCHU】菓舗ふくおか(鳴門市撫養町)職人仕込みのハイカラ和菓子「和三盆生どら」
スイーツであま~いひとときを! 今食べたい徳島のスイーツ情報をお届けします。今回はこちら!
菓舗ふくおかの和三盆生どら
粒餡(238円)、こし餡(238円)、和栗(302円)。
創業75年を迎えた鳴門市の老舗和菓子屋さんの[和三盆生どら]。自家製餡と生クリームをブレンドした特製餡クリームを、同じく生クリームを配合したしっとりやわらかいどら焼き生地で包む。
こし餡を自家製で作っている和菓子屋さんは県内でも稀だそう。
生どらの誕生はおよそ15年前のこと。代表の福岡さんが徳島文理大学で和菓子の講師をはじめたときに実習で作ってみたところ、学生たちから評判が良く、お店で販売をはじめることに。当時どら焼きは販売していたが、冷やすことを考慮して、生地に生クリームを加えてしっとり感を高めるなど、レシピを生どら用に改良。現在はこし餡、粒餡、季節の餡の3種類を販売している。
粒餡には大粒で皮がやわらかい北海道産あずきを使用。ホイップした生クリームと合わせることで口あたりが軽くなり、若い人が親しみやすいお菓子に。洋のエッセンスが加わりつつも和菓子職人にしか作れない、洋風どら焼きだ。
季節の限定生どらもお試しを
一つひとつ和紙で包まれているところにも、手仕事の温もりを感じる。
和三盆生どら・和栗(302円)。
11月頃までの季節の生どらは和栗。和栗は生栗を仕入れて蜜漬けにし、餡とは合わせずに栗そのものを使用。豊かな栗の味わいが口いっぱいに広がる。
瀬戸内レモンが爽やかな[和三盆生どら・檸檬]は夏の生どら。また来年をお楽しみに!
3代目の福岡賢治さん。職人として、季節感や美しさを大切にした和菓子づくりを行っている。食べたあとの美しさまで考えられており、生どらも最後まできれいに食べられるようにクリームと生地のバランスが計算されている。
季節の上生菓子。『イオンモール徳島』や『ゆめタウン徳島』の催事場で定期的に行われているスイーツフェアでは練りきりの実演販売をしていることもあるよ。
菓舗ふくおか
- 住所/ 鳴門市撫養町南浜字蛭子前東86
- 電話/088-686-2626
- 営業時間/8:00~19:00
- 定休日/木
- 駐車場/10台