2023/09/16 11:20
しばやん
【2023.9月OPEN】東部防災館おきのすインドアパーク(徳島市東沖洲)ワクワクがいっぱいの新施設がいよいよオープン!楽しむ・学ぶ・つながる、みんなの心地よい居場所
徳島県主催の「awa 臨港プロジェクト」としてリノベーションが進められてきた徳島市東沖洲の旧印刷工場。「スケートリンク…」「子どものお仕事体験…」「なんか楽しい場所ができる」など、さまざまな情報を耳にしてオープンを楽しみにしていた人も多いはず。いよいよ2023年9月17日(日)、ワクワクがいっぱいの新しい施設として開館するよ。
東部防災館おきのすインドアパーク
オープン準備中の施設を訪ねたよ。※写真は施設提供
『東部防災館おきのすインドアパーク』は、全天候型スポーツパークとカルチャー&イベントスペースを備えた雨の日でも1日中過ごせる複合施設。「自分の可能性に気づける場所」をコンセプトに、年齢を問わず多世代が遊びや学びを体験できる。また大規模災害などの有事は支援物資を集積し輸送する防災拠点として活用。防災館として日常も非常時も切れ目なく役立つデザインが随所に施されている。
1階にはメインコートほか多様なスポーツを楽しめるスタジオを備えるインドアスポーツパークと無料の遊び場・キッズパーク、子ども食堂などを行っている『Creer(クレエール)』(徳島市万代町)が手がける体に優しい食事を提供する飲食店。2階は学びと楽しみを体感できるカルチャー&イベントスペース『DEKITA!』、3階は学童保育『English Afterschool マリンピア沖洲』(2024年春~)と赤ちゃんや子育て中の家族のコミュニティスペース『マチノワみんなのお茶の間』、屋上(4階)はスケートボードパークと災害時のヘリポートがある。
気候に左右されずスポーツに打ち込める!
天井高13メートル。ここはかつて大型輪転機が稼働していたところ。※写真は施設提供
館内は工場としての趣を残しつつリノベーションされている。1階受付前に位置する大空間のメインコートではフットサルやバドミントン、バレーボール、テニス、バスケットボール(3on3)などを気候を気にせず楽しめる。自然光を取り込む高い天井は開放感抜群。周囲にはコートの様子を見られるイスやテーブルも配置されている。
●使用料/60分・一般1,440円~、学生720円~、備品レンタルは無料
※要事前予約
半円型なのはアイスホッケーチームの練習場としても使用されるためだそう。※写真は施設提供
氷ではなく樹脂でできた人口スケートリンクは初心者のスケート体験を叶える。樹脂なので転んでも濡れない。スケート靴はアイススケートと同じものを使用。靴・ヘルメットなどのレンタルあり。
●使用料(共用)/60分・一般600円、学生300円、シューズのレンタルは16センチ~(300円)
※共用は予約不要、当日受付(定員12名)
吉野川から海へつながる徳島市東部のすばらしい景観が広がる。
屋上はスケートボードパーク。スケボーデビューの人も安心して楽しめる練習場。
●使用料/一般300円、学生150円
※予約不要、当日受付
親子連れ必見!無料で遊べるキッズパーク
コンテナブロックを積み上げたアスレチックや大型クッション、ボールプール、キッズボルダリングなど子どもたちが伸びやかに遊べるキッズパーク。雨の日でも体を動かして遊べる無料スペースだ。
ブロッククッションを積み上げたり、壁の中を移動できたり、子どもの探求心をくすぐる。
妊婦・親子・地域の居場所『マチノワみんなのお茶の間』
※写真は施設提供
子育て中の家族が日常から少し離れ、ゆっくりと過ごせる家でも職場でもないサードプレイス“みんなのお茶の間”。参加者同士でにぎやかにお話したり、スタッフに悩みを相談したり、プチイベントに参加したりとゆるやかに過ごせる。ベビー服やベビー用品などのリユースコーナーもあり。
自由に使える自習スペース
※写真は施設提供
学生の勉強場所として、また働く人のワークスペースとして、無料で誰でも自由に使える場所。
「好き」をくすぐるワークショップを開催
ここを設計した建築家が代表を務める『ジオグラフィックデザイン』と『シンコースポーツ四国』の共同事業体が施設の指定管理者であり、デザイン性を取り入れた多様なカルチャー講座やワークショップにも注目だ。教室への参加予約はホームページより受付中。
キッチンスタジオやキッズスタジオ、クラフトスタジオなどいずれもレンタルスペースとしても活用できる。広々空間&防音仕様のダンススタジオは阿波踊り連の練習などにもぴったり。
県産食材を活用したカフェレストランも
※写真は施設提供
エントランスに隣接するテイクアウトカフェ『Creer(クレエール)』では、県産食材を使用したバーガーやお弁当、おにぎりなどのフード、ドリンク、スイーツをリーズナブルな価格で提供。来春からは学童への食事・おやつ提供といった連携も予定されている。
※写真は施設提供
飲食や休憩に使えるフリースペース。気候がいいときは建具を開放して外と中がゆるやかにつながる空間に。また災害時は速やかに支援物資の搬入ができるような工夫も。
施設は人や企業、地域とつながりながら企画運営されていく。
今後、子ども食堂の開催に合わせて新鮮な食材を集めたマルシェと防災ワークショップを実施するなど「ひとつの施設としてつながりを持たせたいと考えている」と施設の設計者であり館長の前田さん。近隣の学校と連携した取り組みや子どもたちが社会の仕組みを楽しく学べるお仕事体験の開催などますます期待が高まる!
オープンイベントで施設の全貌をチェック!
※このイベントは終了しました
9月17日(日)・18日(月・祝)はオープンイベントを開催! 施設内を探索できるアテンド付きの館内ツアーのほか、ダンス・体操・プログラミング・消しゴムはんこ・お菓子づくりなどの各種教室、予約不要で楽しめる防災レースや段ボールハウスづくり、子ども縁日、ウォーターバルーンといった遊びと学びを体感できるよ。
●日時/2023年9月17日(日)13:00~17:00、18日(月・祝)9:00~17:00
●所/東部防災館おきのすインドアパーク(徳島市東沖洲1-8)
●料/入場無料、各種講座500円など
東部防災館おきのすインドアパーク
- 住所/ 徳島市東沖洲1-8
- 電話/088-661-7810
- 営業時間/9:00~22:00
- 定休日/第4水曜、12/29~1/3
- 駐車場/153台