2023/09/16 12:00
あわわ編集部
【徳島ヴォルティス】6試合負けなしの好調徳島がJ1昇格プレーオフ県内を目指す大分と開幕戦以来の対決!
前節のいわき戦に勝利、無敗記録を6に伸ばした徳島。
一時21位まで低迷した順位は現在14位まで回復し、残り8試合でさらなる高みを目指す。
そんななか今節はアウェイで9位の『大分トリニータ』と対戦する。
前回の大分との対戦
両者は今から半年以上前の開幕戦で激突。
オープニングゲームらしいヒリヒリとした試合運びで前半はスコアレスで終わり、後半から急展開。
左からのクロスがDFにひっかかり、ミドルレンジからのシュートで大分のMF野村が先制点を決める。
さらに後半19分には大分PKにチャンスが訪れるも、審判のジャッジによりPKは取り消され、徳島は事なきを得る。
さらに、大分のFKからのチャンスもオフサイドの判定。
苦しい時間が続くなか、試合終了間際にヴォルティスがチャンスを迎える。
右サイドバックのサンデーの縦パスからFW坪井がシュートを放ち、一度はGKに阻止されるも、FW西野が詰めてシーズン初ゴールを決めた。
これで試合は振り出し。アディショナルタイム5分で逆転を狙う。
しかし、反撃の機運もつかの間。再びセットプレー後の混戦から2点目を奪われ、1-2で残念ながら初戦を落とした。
大分は直近3試合で8失点! 守備の穴をつけるか?
開幕から堅守で好調を維持していた大分だが、直近3試合は8失点で勝ち点1しか獲得できていない。
特に前節の甲府戦は2-0と先行しながらの逆転負けでダメージが大きかった。
失点を振り返ってみると、ボール保持時のリスクケアをはじめとする共通認識不足で、全体でまとまれないまま失点につながってしまっているように感じる。
対策として週のトレーニングを多くを守備機会に割り当て、強度やスピードを求めたほか、周囲との連携も見直し。
懸念材料としては最後の砦としてゴールを死守していたGKテイシェイラが、アクシデントにより甲府戦途中で交代。
今節は果たして誰がゴールマウスを守るのであろうか?
対して徳島は監督交代後、守備の立て直しに成功。ここ3試合はすべてクリーンシートを達成している。
最終ラインではDF内田やDF石尾の身体をはったプレーが相手チャンスを摘み取り、GKスアレスもファインセーブをみせ士気を高めている。
ボール保持時の攻撃バリエーションもMF永木の加入や、ケサダ・エウシーニョの両外国人DFの復帰、ジョーカー的な役割のFW棚橋の定着によって多彩なものとなり、複数得点も期待できる仕上がり。
熊本戦の日程変更によりこれから厳しいやりくりが求められるが、チーム一丸でこの流れを維持してさらに白星を届けてもらいたい。
キックオフは今晩19時!