2021/11/29 10:20
みくりさん
【街ネタ】徳島のスーパーキッズ☆ 小学生のレゲエシンガー堂々デビュー!(鳴門市大津町)
はい、やって参りました。『カラオケでマイクを握ると手汗が凄いと非難される女』みくりさんです。
突然ですが…
みくりさん
最近うちの子が旦那と一緒にボイパ(ボイスパーカッション)を練習して騒音被害が酷い。
最近の悩みはこれに尽きます。夏頃は旦那だけが「ブースカパースカ」とやってたんですが、気づけばいつの間にか小学1年生の息子まで引き込んでのお祭り騒ぎ。お風呂場でコラボするとご近所さんにも丸聞こえです。
みくりさん
やっかましいいいいいいいい!!!!
ヒステリックに怒鳴る母を尻目に、まったく止めようとしない2人。しかも息子なんか上手くなってきてる!?
本人は楽しそうだけど、このままやらせてていいものか…そんな葛藤の中、見つけてしまった驚きのネット情報。
本人は楽しそうだけど、このままやらせてていいものか…そんな葛藤の中、見つけてしまった驚きのネット情報。
みくりさん
えっ!? 徳島で小学生がレゲエシンガーデビュー!?
なんとこの徳島にダイヤの原石が眠っていたとは! しかもダンスやギター、スケボーまでこなしてしまうというのですから、まさにスーパーキッズ。
みくりさん
これはうちの息子に通ずるものを感じる! (←おこがましい)
さっそく親バカ根性丸出しで、取材先へと車を走らせるのでした。
普段は元気いっぱいの普通の小学生
こちらが小学4年生にしてレゲエシンガーの川添庵(かわぞえ あん)くん。この日、ちょうど学校から帰ってきたばかりだったところにお邪魔してしまったので、撮影のために急いで衣装に着替えて来てくれました。カメラの前で少し照れながらはにかむ笑顔は、本当に普通の小学生。この彼が、若干9歳にして『AN-KUN(アンクン)』という名前でインディーズデビューを果たしているというのですから驚きです。 スタジオでレコーディングを行い、ミュージックビデオでは堂々とした姿を披露する。大人顔負けの度胸です。本人にインタビューもしたかったのですが、このあと友だちと遊ぶ約束をしているらしく、撮影が終わると風のように去っていきました。(笑)
1stシングルの『ONE DAY』は、ジャマイカの大御所ミュージシャンから提供された曲に、父親の雄大さんが子どもらしいリリックを添え、庵くんの幼さを感じさせる歌声でアナログ録音しています。歌詞の内容はまさに庵くんの一日。友達と遊ぶ楽しい時間はあっという間に過ぎていくけど、星が出る時間までには家に帰るからねという、この年頃の子どもたちにはよくあるシチュエーションが微笑ましくもあります。
みくりさん
家でAN-KUNの曲を流したら、うちの息子が口ずさむようになっちゃった☆
AN-KUNの曲はApple Music、Spotify、レコチョクなどの音楽配信サービスで購入できます。詳しくはこちらをチェック!
1stシングル タイトル :『ONE DAY』
歌:AN-KUN
作詞:YUTA KAWAZOE
編曲:DUB DRAGON
発売日:2021/8/28
本人不在のため、お父さんに単独インタビュー!
みくりさん:9歳で歌手デビューという異例の早さですが、歌の練習はいつからされてるんでしょう?
父・雄大さん:1stシングルはほとんど練習なしで撮りました。というのも、楽曲を提供してくれた方の要望で、子どもに歌ってほしいというのがあったので。お声をかけていただいてから1週間ぐらいの準備期間でしたね。でも今は2ndシングルに向けて毎日のように練習しています。
みくりさん:2ndシングル!? その情報詳しく教えてください!
父・雄大さん:2ndシングル タイトル:『自由』
歌:AN-KUN
作詞・作曲:YUTA KAWAZOE
編曲:BIG HEAD(Medical Tempo Records)
発売日:年末 or 年明け(詳細未定)
みくりさん:お父さんが作詞・作曲となると親子二人三脚での曲づくり、これはますます楽しみですね!
父・雄大さん:いずれは本人が作詞や作曲も手掛けるくらいに成長していけばと思ってるんですけどね。まあ父親としては若干寂しいところではありますが……。(苦笑)
みくりさん:庵くんが歌を始めてからどこか変わった、成長したと思うところはありますか?
父・雄大さん:うちは三兄弟で庵は次男なんですが、他の兄弟と比べてけっこう引っ込み思案なところがあったんです。でも歌を始めてからは自信がついたような感じが見えます。
ジャンルを問わず様々なことにチャレンジしている庵くんですが、今一番熱を上げているのは歌の練習なんだそう。これからどんどん成長するにつれて、夢中になるものが変わってくるかもしれませんが、その時に歌を続けるかどうかは本人の意思に任せるという雄大さん。「でも、本人には歌が一番才能があると思ってるんですけどね」と本音を漏らしつつ、子どものやりたいことを尊重してくれるとてもいいお父さん像が伺えました。
徳島発『NARUOTO』って?
実は庵くんの父、雄大さんも昔は自らマイクを握ることがあったそうで、今は自宅の敷地内で音楽イベントを開催するなど、裏方として徳島では貴重な音楽の発信拠点を提供しています。
そんな雄大さんが起ち上げたレーベルが『NARUOTO(ナルオト)』。
YouTubeのチャンネル『NARUOTO VIDEOS』では、本格的なレゲエと、それに負けず劣らずクオリティの高いMV(ミュージックビデオ)が無料で見ることができます。神山の自然の中でドローンを駆使しながら撮影したMVもあるので、徳島県民なら見慣れた風景がおり交ぜられた動画に見入ること間違いなしです!
ちなみに庵くんは現在、『NARUOTO』の姉妹レーベル『CODOMO REGGAE CAMP』に所属しています。
雄大さんいわく、「まだ『NARUOTO』に入るレベルではない」と言うことらしいのですが、この先どんどんと上手くなって、いずれはお父さんのレーベルを全国にアピールできるような存在になるかもしれませんね!
そして、取材当日が偶然にも発売日だったのが 『NARUOTO RECORDS』の1stリリース作品、『BACASCO RIDDIM』。これまた雄大さん考案の、原材料はすべて徳島県産という100%AWAペッパーソース『BACASCO』をモチーフに制作した楽曲が全6曲詰め込まれたコンピレーションアルバムです。
一度聴くとクセになるラテン系ダンスホールリディムをぜひ『BACASCO』と共にご賞味ください! 詳しくはInstagramをチェック!