2023/09/24 08:00
あわわ編集部
【徳島ヴォルティス】攻撃陣好調の徳島! 残留をかけ勝負の残り7試合VS 大宮アルディージャ
リーグ終盤に向けて6試合負けなしと勢いを強める徳島は、前節昇格プレーオフ圏争い真っただ中の大分とアウェイで対戦!
今年の開幕戦で悔しい負け方をした相手を、再び打ち合いに持ち込み3-3という熱戦を演じた。
この試合では、DF石尾が2試合連続ゴール、MF永木の技ありゴール、MF西谷お得意のカットインからのゴールが飛び出し、チームはどこからでも得点が期待できる万全の状態!
最高のカタチでホーム鳴門で大宮と対戦する。
前回の大宮との対戦
前回の大宮との対戦は第14節のこと。
冷たい雨が降るなか、直近3戦負けなしの徳島がいきなりチャンスを迎える!
中盤でMF白井がボールを引き出すと、FM森 海渡へスルーパス。抜け出した森は冷静にゴール前に走り込んでいた相棒・FW柿谷につなげ、 ボールを受けた背番号8は確実にフィニッシュ。
さらに前半22分、DF安部からのロングフィードをまたもFW森 海渡がうまくおさめ、今度は自ら右足でゲット! 少し距離はあったが勢いよく放たれたシュートは相手GKのブロックをはじき右奥に吸い込まれる。
理想としていた縦に速い仕掛けからのゴールで、選手の表情からも自信や手応えが見て取れた。
後半は大宮やフォーメーションを変更、プレスの強度を高めてきたため徳島にとっては我慢の時間が続くが、76分にFW森 海渡が追加点! 3-0とする。
終盤に1点を返されるものの、その後も危なげなく試合を運び3-1で勝利した。
前回の対戦から4カ月。
大宮はまだ浮上のきっかけを掴めておらず、現在リーグ最下位。本日の試合も残留をかけて死に物狂いで勝負をしかけてくるだろう。
大型補強を敢行した大宮と戦術変更で挑む徳島
今シーズン苦戦を強いられている両者。夏のマーケットの動きは対照的だった。
大宮は首位町田からMF黒川を、J1京都からDF飯田、長崎からDFカイケを獲得。
さらに驚いたのは、かつて名古屋で活躍したFWシュヴィルツォクが加入したこと。
2021シーズンは途中加入ながらリーグ戦14得点、カップ戦7得点と万能型ストライカーとして凄まじい能力を発揮。
得点力不足が課題だった大宮の起爆剤として、早速得点を決めている。
かたや徳島は、MF永木を期限付き移籍で獲得したものの、この夏の選手の動きは穏やか。
しかし、フォーメーションは3バックから4バックに変わり、チーム体制はラバイン氏から吉田氏へ。
チームを立て直す手段として、練習から凡事徹底。基準を明確にし、集団で攻守にメリハリをつけた。
その結果が終盤の好調につながっており、選手のプレーにも自信がみなぎっている。
特にDF石尾はCBからRBでの起用が増え、持ち味の空中戦の強さを攻撃面で出せるようになり、ここ2試合連続得点中。
守備時もキレのある動きを見せており、今節もその活躍に期待がかかる。
個の力を強化した大分と、チームとして底上げを図った徳島。
本日の軍配やいかに?
キックオフは夕方16時!