【徳島インディゴソックス】ドラフト指名候補インタビュー／井上絢登外野手

野球独立リーグ『四国アイランドリーグplus』に所属する『徳島インディゴソックス』。

今シーズンは前期・後期ともに優勝、総合優勝をかけて争ったチャンピオンシップにも勝利し、3年ぶり7度目の年間総合優勝を達成した。

投打でチームの躍進を支えた選手たちはNPB球団入りを目指し、10月26日（木）のプロ野球ドラフト会議の日を待つ。

11年連続指名の期待もかかる今回のドラフト会議！注目選手にインタビューした。

井上絢登外野手

選手DATA
2000年02月23日生まれ、福岡県出身、右投げ左打ち
経歴…久留米商業高校→福岡大学
『四国アイランドリーグplus』で2年連続ホームラン王・打点王の2冠！昨年の指名漏れの悔しさをバネに、今年こそNPBの世界へ

今期成績
67試合出場、打率.312、14本塁打（リーグ1位）、39打点（リーグ1位）

Q.昨年と比べて打率と出塁率が著しく向上。昨年と今年では何が変わった？

A.昨年までは「当たれば飛ぶ」というタイプの選手で、確実性に欠けたため指名から漏れてしまったのではと考えました。今年はOPS（出塁率+長打率で算出する打者の評価指数）を意識し、ツーストライクに追い込まれたらボールを見たり、強引にひっぱるのをやめて狙い球が来るまでファウルで逃げたり、アウトにならないバッティングを心掛けました。それが結果につながったのだと思います。

Q.スタイルの変更に戸惑いはなかった？

A.NPB入りするためには必要なことかなと思いました。橋本コーチがたくさん相談にのってくれ、技術の面でもメンタルの面でもプレーの幅を広げる手助けをしてくれました。対戦相手によりプレッシャーを与えられるようなバッターになれたので、よりたくさんのチャンスをモノにできるようになり、それが自信になりました。

Q.目標としている吉田正尚選手に近づくために取り組んでいることは？

A.ウエイトトレーニングですね（笑）もっと力強い打球が打てるように頑張ります。

Q.NPB入りしたら対戦したい選手は？

A.山本由伸選手です。誰もが認める球界を代表するピッチャーなので、ぜひ対戦してみたいです。

Q.昨年の指名漏れについてはどのようにとらえている？

A.NPB入りの扉が開きかけていたところあの結果だったので、正直落ち込みました。しかし、もう1年徳島でプレーできたからこそ課題を修正でき、昨年よりもいい結果を残せました。また、ファンの方から変わらず熱いご声援をいただき、とても感謝しています。今年こそは皆さんのご期待にそえるように。NPB入りで恩返しがしたいです。