2023/10/22 11:31
あわわ編集部
【徳島ヴォルティス】今季初勝利をあげた『ジュビロ磐田』と再戦! 再び打ち合いとなるか
代表ウィークがあけて久々の公式戦が戻ってくる今週末。
『徳島ヴォルティス』は消化日程の関係で3週間ぶりの試合になり選手のリフレッシュは十分。
このあと14時から、J1自動昇格を狙う4位『ジュビロ磐田』と対戦する。
長年J1の舞台で戦い、多くのタレントを有する強豪クラブだが、4月末のアウェイ戦では3-2で徳島が勝利している。
再び打ち合いになるのだろうか?
前回の対戦
新フォーメーションで臨んた徳島は立ち上がりに幸先よく先制!
右コーナーキックから新加入のFW森が今シーズン初ゴールを決める。
DFケサダがキックモーションに入ると同時に、ファーサイドで構えていた森が意表をついてニアサイドにランニングし頭でボールの軌道をそらせるカタチでゴールイン。直前のコーナーキックで同じ狙いを外しており、磐田側のDFが「次はどちらのサイドにくるか」考えさせられていたところうまくだしぬくことができた。
徳島はその後もうまく攻め続け、いい時間帯に追加点。
前半20分、自陣からビルドアップ。MF玄が清水DFの裏のスポットに入ってうまくボールを受け、左サイドで待ち構えていたFW柿谷へ。
清水の選手2人に進路を妨害されるが、巧みな股抜きとフェイントで相手をかわしきっちりシュートでフィニッシュし、これがゴール右隅に突き刺さる。
これには遠く徳島から駆け付けたサポーターも大盛り上がり! さすが、ジーニアス。
前半30分頃から磐田に攻め立てられるが、体を張った守備でなんとかしのぎ2点リードで前半を終える。
エンドがかわった後半、徳島は苦手としているセットプレーから失点するもその直後に反撃。
前線からのプレスが相手ミスを誘い、ボールを受けた柿谷がペナルティエリア中央からシュートを放つ。
リフレクションはあったもののそれが幸いしてボールはGKは手の先へ。リードは再び2点となる。
試合はそのまま進み、後半41分に再びセットプレーから失点してしまうものの、あとは選手全員で守り抜き嬉しい初勝利を手にした!
得点日本人トップを狙う9番に期待!
©TOKUSHIMA VORTIS
徳島・磐田ともに直近5試合は2勝1分2敗と五分五分の戦いを繰り広げている。
通算対戦成績は徳島の3勝、磐田1勝、引き分け1と若干ホームクラブに分があるように思えるが、今季の磐田は総合力がある。
元日本代表MF山田大記やMF遠藤保仁、類まれな身体能力を持つFWジャーメイン良、海外クラブからも熱い視線を送られている若き至宝FW後藤啓介、ゴール・アシスト・キーパス供給など攻守に躍動するDF松原后など、各ポジションにもタレントが揃い、どのエリアからも得点が狙える。
対する徳島はFW森 海渡がリーグ得点ランキング5位の12ゴールをマーク。
現在の得点ランキングは長崎のフアンマ・デルガドがトップ独走しているが、日本人のトップはシーズン途中にセレッソに移籍した渡邊りょうの13ゴールなので、日本人で一番が狙える位置。
残された試合は4試合。
厳しいマークによって2カ月ゴールから遠ざかっているが、前回の磐田との対戦で先制点を挙げているので今節の得点にも期待がかかる。
気になる試合はこのあと14時からキックオフ!