【2023年6月オープン ／食堂 蛍（KEI）（徳島市中常三島町）】虜になる隠れ家！ 地元産の食材や調味料を使ったこだわりの「おうちご飯」

徳島大学近くに地元食材を使用した定食屋が6月にオープンした。

フランチャイズチェーンを経営しているオーナーが、お店でアルバイトをしている学生の体調を心配し週末にまかないを提供しだしたことがそもそものはじまりで、「しっかり食べて元気に働いてほしい」と言う想いの食堂へと発展した。

コンセプトは「おうちで食べるご飯」

なるべく地元食材を使用していて、醤油や味噌は昔から取引のある小松島の『吉本商店』から添加物が少なく身体にも優しいものを仕入れている。

料理はオープンの3時間前から準備を始め、ドレッシングまで手作り。香りや新鮮さを味わってもらうために作り置きはせず、必要な分だけ毎回作るそう。

「昔から家で作ってる料理を出しているだけです。特別なものはできないんですけど、野菜をたくさんとってほしいので生野菜は必ずつけるようにしたり、既存品ではなくなるべく手作りするという昔は普通にやっていたことを取り入れたりしています」と暖かい笑顔で話してくれた。

一つひとつのメニューに手間をかけ、愛が感じられる。

地元産の豪華な日替わり定食

お店のメニューは、ボリューム満点でおかずがバラエティ豊かな［日替わり定食］（1,100円）に一本化している。

他では味わえない大きなカマや新鮮な刺身、しっかり味の染みたおでんにうな丼などその時期に応じたものも提供しており、家庭料理の域を超えた豪華な定食だ。

しかも学生は100円引き。注文時にご飯の量を確認してくれるので、中には山盛りのご飯をお願いする学生さんも。

テイクアウトにも対応している。

ご飯のおかわりも無料。コーヒーも何杯飲んでも無料だ。

メニューにはないが、日替わり定食の後にデザートやスイーツがつくことも！

取材日は抹茶とハロウィン仕様の讃岐和三盆。手作りの和菓子を出す時などは、お茶を立ててくれることもあるのだそう。

その週の日替わり定食は、Instagramで確認できのでチェックしておこう。

店に入れば別世界！　内装にもこだわり満載

ドアの先きは、おしゃれな空間が広がっている。

カフェや美容院のような洗練された内装は社長がイチからデザインした。コンクリート打ちっぱなしの無骨感のある壁、一枚板を使用し大工さんが削り上げたこだわりのカウンター、社長が手作りしたレジンテーブルなど、とにかくセンス溢れる店内だ。

コンセントが多く設置され、Wi-Fiにも対応しているため、学生はもちろん近隣で働いている人にもおすすめ。駐車場はないので、車で来る場合は周辺の有料駐車場へ。

現在はハロウィングッズがディスプレイされており、当日にはお菓子の配布を計画中。その後はクリスマスツリーがディスプレイされる予定なのだとか。

徳島のものをふんだんに使った贅沢な定食が食べられる『食堂蛍（KEI）』。近くへ来た時にはぜひ寄ってみてほしい。