【2023年9月オープン／喫茶アメリア（徳島市佐古四番町）】80年代のアメリカ×昭和レトロのいいとこどりしたカフェが登場

昭和レトロな古き良き日本と80年代のPOPなアメリカの雰囲気をもつカフェが佐古四番町に登場。

今年の5月までアメリカに滞在していたオーナーの川原さんが、家族と共にスタートしたカフェは、実際にアメリカでメジャーなフードをたくさん食べ歩きし、感動した味を日本でも楽しめるようアレンジを加えて提供している。

手作りにこだわったメニュー

メニューには、アメリカの定番であるハンバーガーやベーグルサンドと並び、日本の純喫茶の風情を思わせるナポリタンやあんバタートーストも食べられる。

それぞれの料理は、素材の味を最大限に引き出すよう調理を工夫したんだって。

ハンバーガーのパティは阿波黒牛100%を使用し、爽やかな香りが特徴のハーブディルが香るトマトベースのバーガーソースとケチャップ、アボカドやスライスチーズをサンドしている。

阿波黒牛の旨味が抜群で風味豊かなパティと柔らかなバンズの相性はバッチリだ。

素材一つひとつにこだわり、無添加のパティとバンズは体にも優しい。

左から［ファッジ・ブラウニー］（400円）、［チョコチップ・クッキー］（300円）、［ニューヨーク・チーズケーキ］（500円）

デザートメニューも豊富で、中でも、アメリカ風のチョコチップ・クッキーは完成までにとても苦労したそう。

本場のクッキーは、外側のサクッとした食感と中心部のねっとりとした食感のバランスが魅力。

この絶妙なバランスを出すために、何度も試行錯誤を重ねた結果、やっと理想の形にたどり着いたんだって。

しっかりと甘いアメリカンなクッキーと温かいカフェラテやブラックコーヒーはプチご褒美におすすめ。

今はアメリカンなメニューに力を入れているが、今後は純喫茶部門にも定番のメニューを増やしていくそう。

喫茶店の定番［クリームソーダ］（580円）も新しくメニューに追加されたみたい。

コンセプトにアメリカと日本を掛け合わせた理由

単にアメリカのカフェ風にするのではなく、子どもからシニアまで様々な世代がリラックスして過ごせる空間にしたいと考えたそう。

昔ながらの純喫茶のゆったりとした時間が流れている雰囲気にインスパイアを受け、街の人々が日常的にやって来ていつものコーヒーを味わい地域の人と交流する、人と人との温かな繋がりを感じられる場所作りを心がけている。

そのため、提供するメニューには、昔懐かしい喫茶店の要素を取り入れているんだ。

川原さんが訪れたアメリカでは、研究やビジネスの場でもコーヒーやケーキを片手にリラックスしたムードで交流が行われていることにすごく驚いたんだって。

友人や知人だけでなく、その場の新しい出会いを大切にし、楽しむのがアメリカ流みたい。

この経験から、もっと気軽に誰もが交流できる場を徳島にも作りたいという思いから、カフェをスタートさせようと思ったのだとか。

今後は、よりくつろげる場をつくるため、テラス席を設置しペット同伴可能にしていくそう。

もっとリラックスできる、ソファ席の設置も予定している。

またカフェの営業時間終了後に、元東大生の川原さんが小学生から高校生を対象に個別指導を行う塾としても運営されるのだとか。

川原さんは「一日中勉強することを強要されたり、隣の子と競争ばかりさせられたりしていてはたとえ成績が伸びても心は豊かになりません。学び理解する喜びや知識を皆で分かち合うような空間にしたい」と教えてくれたよ。

おいしいフードと心も温まるドリンクを味わいながら、新しい出会いを探しに出かけてみて。

「日々の喧騒から離れ、おいしいコーヒーやお菓子を前にゆったりゴキゲンに過ごしてもらえたら嬉しい」と川原さんは目を輝かせながら語ってくれた。

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